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この患者が完治した日が、世界保健機関(WHO)が勧告するMERS終息の基準となる。

2015-07-26 | ソウル聨合ニュース
MERS発生3週間なし 最後の隔離者も解除へ=韓国
2015/07/26


【ソウル聯合ニュース】韓国保健福祉部は26日、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染者が21日連続で確認されなかったと発表した。死者も12日以降は発生していない。感染者は計186人、死者は計36人のままとなっている。

 現在治療中の患者は前日と同様の12人。このうち11人は検査の結果、2回とも陰性だった。事実上の患者とされる最後の1人も検査によっては陰性反応を示すという。

 この患者が完治した日が、世界保健機関(WHO)が勧告するMERS終息(最終患者の完治から28日)の基準となる。

 自宅隔離者は1人だが、27日午前0時に隔離措置が解除される。隔離者がゼロになった時点で政府は「もうMERSを懸念する必要はない」との国民向けメッセージを発表する予定だ。

sarangni@yna.co.kr

イラン核協議の最終合意が北朝鮮核問題にとって「肯定的な刺激剤」となるのでは?

2015-07-25 | ソウル聨合ニュース

6カ国協議韓国代表が訪中終え帰国 イラン核合意受け北注視
2015/07/24


【ソウル聯合ニュース】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の韓国首席代表を務める外交部の黄浚局(ファン・ジュングク)朝鮮半島平和交渉本部長が24日、中国訪問を終え帰国した。

 黄氏は聯合ニュースに対し、イラン核協議の最終合意を受け、中国側は核問題をめぐる北朝鮮の動きを注視していると明らかにした。

 黄氏は19日から訪中し、上海や北京を訪問。6カ国協議議長を務める中国の武大偉朝鮮半島問題特別代表や?建超外務次官補らと会談した。

 黄氏は中国内でイラン核協議の最終合意が北朝鮮核問題にとって「肯定的な刺激剤」となるのではないかとの見方もあると説明した。

 また、北朝鮮の非核化に向け韓中のより緊密な協力を呼びかける中国側の立場をあらためて確認し、「韓中間でイラン核合意を肯定的なモメンタム(勢い)として生かすべきとの共通の希望を確認できた」と評価した。

 

ikasumi@yna.co.kr

第2次大戦中に旧日本軍の捕虜となった米兵に労働を強いたとして謝罪する!

2015-07-19 | ソウル聨合ニュース
元米兵に謝罪の日本企業 韓国人への対応には回答避ける

2015/07/17 10:26


【東京聯合ニュース】

 三菱マテリアルが第2次大戦中に旧日本軍の捕虜となった米兵に労働を強いたとして謝罪することにしたが、韓国人の被害に対しては依然として責任ある態度を示していない。

 三菱マテリアルの関係者は16日、聯合ニュースが電話取材で第2次大戦中に徴用され労働を強いられた韓国人に謝罪する計画があるかを尋ねたところ、「現在裁判中のため回答を控える」と答えた。訴訟終結後に謝罪する計画があるか、法的な責任とは別に謝罪の姿勢を打ち出すことはできないかなどの問いにも、回答を避けた。また、韓国人被害者から目を背ける一方で元米兵にだけ謝罪する理由を尋ねると、「19日以降に対応する」と述べるにとどめた。

 三菱マテリアルは、前身の三菱鉱業が第2次大戦中に旧日本軍の捕虜となった米兵に日本の鉱山で労働を強いていたとして、木村光常務執行役員らが19日に米ロサンゼルスを訪れ、初めて元米兵や遺族に謝罪する計画だ。

 これは韓国人被害者への態度とは対照的だ。

 同じ三菱グループ傘下の三菱重工業が、勤労挺身隊として同社工場で働かされた韓国人から損害賠償を求められ訴訟中であることを踏まえた対応とみられる。三菱重工業は勤労挺身隊被害者に賠償を命じた韓国・光州高裁の判決を不服とし、今月13日に上告している。

 日本政府の対応も無関係ではなさそうだ。在米日本大使館側は、三菱マテリアルの謝罪は同社が決断したもので、日本政府は関与していないとする。しかし、日本政府はすでに旧日本軍の捕虜となった元米兵に公式に謝罪しており、また安倍首相は4月の訪米時に開催した夕食会に元米兵を招くなど歩み寄りの姿勢を見せた。

 一方、韓国人被害者の賠償要求に対し、日本政府は1965年の韓日請求権協定で法的な問題はすべて解決したと主張している。韓国の裁判所が賠償を命じても受け入れることはできないとする。

 韓日関係の専門家らは、日本企業が韓国人被害者と適切な形での合意を望んだとしても、日本政府の強硬な姿勢が妨げになっているという面もあると分析する。 

mgk1202@yna.co.kr

北朝鮮の実質国内総生産(GDP)は前年比1.0%増加した。建設業、サービス業の増加傾向

2015-07-18 | ソウル聨合ニュース
北朝鮮経済 4年連続プラス成長するも韓国との格差広がる

2015/07/17 18:46

【ソウル聯合ニュース】
 
 韓国銀行(中央銀行)が17日発表した昨年の北朝鮮の経済成長率推定結果によると、北朝鮮の実質国内総生産(GDP)は前年比1.0%増加した。

 北朝鮮経済のGDPを基準とした成長率は、2009~2010年はマイナス成長だったが、2011年0.8%、2012年1.3%、2013年1.1%と4年連続のプラス成長となった。

 昨年は農林漁業と鉱工業の増加傾向が2013年に比べ鈍化したが、建設業が増加し、サービス業の増加傾向が強まったことが成長につながったと韓国銀行は説明した。

 産業別に見ると、名目GDPの21.8%を占める農林漁業の生産が1.2%増加したが、前年(1.9%)に比べ増加幅が小さかった。GDPの13.1%を占める鉱業の生産は石炭と非金属鉱物の増産により1.6%増加した。製造業(GDPの21.3%)の生産は0.8%の増加にとどまった。

 軽工業の生産は繊維、衣服、靴の生産増加により前年比1.5%増えたが、重化学工業の生産は0.5%増にとどまった。建設業(GDPの8.2%)の生産は建物が増えた影響で1.4%の増加となった。サービス業(GDPの31.3%)の生産も1.3%増となった。

 一方、昨年の北朝鮮の名目国民総所得(GNI)は34兆2000億ウォン(約3兆6980億円)と推定された。これは韓国(1497兆ウォン)の44分の1の水準。

 北朝鮮の1人当たりGNIは138万8000ウォンだった。韓国(2968万ウォン)との格差は21.4倍で、2013年(20.8倍)より格差が広がった。

 また、昨年の北朝鮮の輸出は31億6000万ドル(約3920億円)で、前年比1.7%減少した。鉱物性生産品(マイナス17.1%)の輸出が減少したことが影響した。

 輸入は機械類(27.1%)、繊維類(14.6%)の輸入が増え、前年比7.8%増の44億5000万ドル(約5523億円)となった。

 韓国と北朝鮮の対外貿易規模の格差は2013年の146.5倍から昨年は144.3倍となり、わずかに減少した。

 統一部の集計による南北間の貿易規模は2013年の11億4000万ドルから、昨年は23億4000万ドルとなり、106.2%増加した。

 韓国銀行関係者は「2013年には開城工業団地の稼動中断により、南北の貿易量が大幅に減り、昨年これが回復した」と説明した。

yugiri@yna.co.kr