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地域ごとの新規感染者はソウルが359人で最も多く、京畿道268人、釜山58人の順だった。ソウルと京畿道、仁川(インチョン)の感染者が全体の70%を超えた。

2020-12-14 | 韓国のコロナ対策
韓国、コロナ新規感染者950人…
国内での流行開始以来最多

登録:2020-12-12 10:00 修正:2020-12-12 12:04


中央防疫対策本部 12日0時現在 
地域発生928人、国外からの流入22人

     

11日、ソウル江南区保健所の選別診療所を訪れた市民たちが新型コロナ検査のために待機している=ソウル/聯合ニュース

 中央防疫対策本部(防対本)は12日午前0時現在、韓国の新型コロナウイルス感染者が新たに950人増え、累計で4万1736人になったと発表した。

 前日の新規感染者(689人)より261人増え、韓国で最初の新型コロナ感染者が発生した1月20日以来、最多を記録した。これまでに一日に最も多い感染者が出たのは、大邱(テグ)・慶尚北道を中心として感染者が増えた2月29日の909人。

 地域ごとの新規感染者はソウルが359人で最も多く、京畿道268人、釜山58人の順だった。ソウルと京畿道、仁川(インチョン)の感染者が全体の70%を超えた。
シン・ギソプ先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

「10カ月以上続いているコロナとの戦いで、最大の危機に直面している」と述べ、ソーシャル・ディスタンシングの引き上げ方針を明らかにした。

2020-12-08 | 韓国のコロナ対策
年末まで明るい夜はなし…首都圏、今後3週にわたり距離措置レベル2.5に
登録:2020-12-07 01:53 修正:2020-12-07 07:24

     
首都圏、レベル2.5へ引き上げ 
検査少ない週末も631人が感染確認 
チョン首相「コロナとの戦いで最大の危機」 
非首都圏も年末までレベル2に

      

ソウル市がコロナ拡散を防ぐため、夜9時以降の公共交通機関の運行の30%削減、300平米以上の商店やスーパーの営業中止措置を実施した初日の5日夜、普段は週末になると若者で賑わうソウル市麻浦区弘大前の通りは、看板の明かりも消え閑散としている=ペク・ソア記者//ハンギョレ新聞社

 新型コロナウイルス感染症の第3波を抑制するため、政府は首都圏の社会的距離措置(ソーシャル・ディスタンシング)を8日以降の3週間にわたってレベル2.5へと引き上げる。レベル2.5は、夜9時以降の社会経済活動を幅広く制限する超高強度措置だ。非首都圏では同期間にレベル2へと引き上げられる。

 チョン・セギュン首相は6日、ソウル市役所で主宰した中央災害安全対策本部(中対本)会議で「10カ月以上続いているコロナとの戦いで、最大の危機に直面している」と述べ、ソーシャル・ディスタンシングの引き上げ方針を明らかにした。中対本は「首都圏のコロナ拡散が本格的な大流行へとさしかかり、全国的な大流行へと膨張する寸前」と判断した。直近の1週間(11月30日~12月6日)の韓国国内の1日当たりの平均感染確認数は514人で、この日を起点にレベル2.5の基準である1日平均400~500人を超えた。特に、首都圏ではここ4日間、毎日400人以上の患者が確認されるなど、新規患者の70%以上を占めている。

 政府はこの間、首都圏に対し11月19日からレベル1.5、11月24日からはレベル2、今月1日からは「レベル2+α」と、相次いでソーシャル・ディスタンシングを引き上げてきた。非首都圏では、独自にレベル2へ引き上げた釜山(プサン)と光州(クァンジュ)以外の市・道が、1日からレベル1.5を実施中だ。中対本は、引き上げの効果が先週末(6~7日)から現れることを予想していたものの、拡散の勢いは沈静化していない。6日午前0時現在、過去24時間以内に新たに確認された感染者の数は631人で、週末のため検査数が前日より8000件近く減少したにもかかわらず、前日(583人)より48人増えた。631人は、新型コロナ第1波の真っ只中だった2月29日の909人、3月2日の686人に続く、史上3番目の規模だ。

 中対本は、レベル2.5の施行により、首都圏の1日当たりの新規感染者数を150~200人にまで減らすという目標を掲げた。中対本のパク・ヌンフ第1次長はこの日の定例ブリーフィングで「首都圏のレベル2.5は、全国的な大流行を防ぐ最後の機会」とし「これをもってしても感染拡散の勢いが収まらなければ、医療システムの崩壊が現実となる可能性がある」と述べた。
チェ・ハヤン、キム・ヤンジン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )


この日の新規感染者は438人で、2日連続400人台を記録した。同日正午現在、慶尚北道慶山市(キョンサンシ)では音楽大学関連の集団感染が高校などへと広がり、25人の感染が確認された。

2020-12-02 | 韓国のコロナ対策
韓国防疫当局「このままだと来週以降
一日の新規感染者が1千人超える可能性も」

登録:2020-12-01 06:42 修正:2020-12-01 08:37


先週、実効再生産数1.43を記録 
「実効再生産数を1以下に下げなければ引き続き拡大」 
釜山ではチャング講習関連で117人が陽性判定 
病床不足で患者を大邱の病院に移送

      

先月30日午後、釜山のある高校で新型コロナウイルスの感染者約20人が大邱トンサン病院に搬送されている。最近、釜山地域の患者が急増し、釜山地域の病院の病床が足りなくなったことを受け、防疫当局が患者の一部を大邱に移送した/聯合ニュース

 韓国政府が今後1~2週間後には新型コロナウイルスの新規感染者規模が700~1000人にまで増えると予測した。 拡散が非首都圏にも広がり、釜山(プサン)などでも来月1日からソーシャル・ディスタンシングをレベル2に高めることにした。

 チョン・ウンギョン中央防疫対策本部(防対本)本部長は30日の定例ブリーフィングで「先週(22~28日)、新型コロナの実効再生産数は1.43Rt」だったとし、「この場合、1週間から2週間後に感染者がどれくらい発生するかを単純計算してみると、多くは700~1000人まで感染者が発生する可能性がある」と見通した。実効再生産数とは、1人の感染者が感染させうる人数を示す数値だ。チョン本部長は「1以下に維持されない限り、感染拡大規模は引き続き大きくなるという意味」だと説明した。

 実効再生産数に影響を及ぼす要因は、個人が感染する確率や人との接触量、感染者が周辺に感染を拡大しうる露出期間の3つだ。チョン本部長は「マスクの着用や手洗いなどの個人防疫、接触を減らすための社会的距離維持、早期検査を通じてウイルスの露出を減らす三つの努力が合わさってこそ、実効再生産数を1以下に抑えることができる」と強調した。

 この日の新規感染者は438人で、前日(450人)に続き2日連続400人台を記録した。同日正午現在、慶尚北道慶山市(キョンサンシ)では音楽大学関連の集団感染が高校などへと広がり、25人の感染が確認された。慶尚南道でも晋州市(チンジュシ)の団体研修関連の累積患者が72人、昌原市(チャンウォンシ)の飲み屋関連の患者が計40人に増えた。光州(クァンジュ)の起亜自動車(4人)とサムスン電子(2人)では、知人の集まりやビリヤード場などに行った従業員らが陽性判定を受けた。

 前日の中央災害安全対策本部の発表を受けて、釜山市(プサンシ)は12月1日からソーシャル・ディスタンシングをレベル2に引き上げ、レベル3の防疫規則の一部を適用すると発表した。このため、釜山では2週間、クラブなど遊興施設5種の営業が中止される。チャング講習(チョヨン音楽室)と関連し、釜山地域だけで117人の感染者が発生した。音楽室から体育施設および療養病院へ、また学校へと感染が広がり、その規模が拡大している。1週間で163人の感染者が発生した釜山は、この日患者20人を啓明大学大邱トンサン病院に移送した。釜山市の関係者は「釜山医療院で隔離病床をさらに作るため工事をしており、慶尚南道と共同運営する生活治療センターが2日に開所する予定だ。2日からは(患者を)全員受け入れられるだろう」と述べた。
ソ・ヘミ、キム・グァンス記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

決議を提出した左派党の議員は、日本だけでなく普遍的に戦時中の性暴力に反対する「より広い文脈で修正」した上で、恒常設置をすべきだと語った。

2020-12-02 | 韓国のコロナ対策
独少女像、展示継続へ 修正し恒常設置も 区議会決議

12/2(水) 5:52配信
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時事通信
      

ベルリンに設置された、従軍慰安婦を象徴する少女像=10月27日(AFP時事)写真は別の日のものです。

 【ベルリン時事】ドイツのベルリン市ミッテ区に設置された従軍慰安婦を象徴する少女像をめぐり、区議会は1日の審議で、継続展示を支持する決議を賛成24票、反対5票で可決した。

 これを受け、一時は許可を取り消した区側も、撤回し設置を許可するとみられる。

 決議文は日本政府が謝罪した「河野談話」を引用し、像は戦時中の性暴力についての議論をするきっかけとなるとした。さらに1年とされている設置期限について「恒常的な設置に向けた解決策を探すべきだ」との文言が盛り込まれた。決議を提出した左派党の議員は、日本だけでなく普遍的に戦時中の性暴力に反対する「より広い文脈で修正」した上で、恒常設置をすべきだと語った。

 この問題では複数の議員が発言。日韓対立をあおるのではなく、地元芸術家が関わって性暴力反対を示す内容に修正するとの案が示されたほか、日本政府が設置取り消しを求めたことを「日本の影響力行使」(緑の党議員)と批判する声も上がった。 

日本と同じように家族や知人を通じた「静かな感染拡大」増えている。感染拡大傾向が続けば、高齢者の新規感染者が増える見込みだ。

2020-11-17 | 韓国のコロナ対策
韓国、新型コロナ感染確認連日200人超…
「60代以上の患者急増の恐れも」

登録:2020-11-16 06:36 修正:2020-11-16 08:55


首都圏と江原道、ソーシャル・ディスタンシング強化の「予備警報」 
ソーシャル・ディスタンシングが緩和されたうえ、冬季到来で 
専門家「60代以上の患者が急増する恐れも」 
 
予備警報の理由は「準備期間のため」 
家族や知人を通じた「静かな感染拡大」多く 
「密閉された場所、長時間の会合は避けるべき」 
 
防疫当局、インフルエンザとの同時流行に備えた守則を発表 
「タミフル効果なければコロナ検査を」

      

今月15日午前、ソウル中区の国立中央医療院COVID-19選別診療所の前で、検査を受けようとする市民らが長蛇の列を作っている。同日、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は208人で、2日連続で200人台を越えた=ペク・ソア記者//ハンギョレ新聞社

 週末の間、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の新規感染者数が連日200人を上回った。沈静化しつつあった感染拡大の勢いが、距離措置の緩和から約1カ月が経ち、再び激しくなる兆しを見せている。首都圏の患者発生規模は、レベル1.5の社会的距離措置(ソーシャル・ディスタンシング)への引き上げ基準に迫っており、江原道は基準を上回った。韓国政府は二つの地域に引き上げに向けた「予備警報」を発令した。中央災害安全対策本部(中対本)のパク・ヌンフ第1次長は「今、やや緊張を緩めれば厳しい冬が訪れる可能性がある」と懸念した。

 中央防疫対策本部(防対本)は、今月14日午前0時基準でCOVID-19の新規感染者が205人発生したのに続き、15日には208人の感染が新たに確認されたと発表した。1日の新規確定者が200人を超えたのは、9月2日(267人)以降73日ぶりのこと。週末に検査件数が減ったにもかかわらず、感染確認数はむしろ増えた。1週間の全国の1日平均新規感染者数は、10月第4週は75.3人、第5週は86.9人、11月第1週は88.7人だったが、先週(8~14日0時基準)は122.4人となり、3週間で1.6倍に跳ね上がった。地域別に見ると、最も多い感染者が出た首都圏(584人)の他にも江原道(78人)、忠清道(69人)、全羅道(68人)、慶尚南道(36人)、慶尚北道(20人)でもそれぞれ新規患者が発生した。このうち、首都圏は1日平均83.4人で1.5レベルへのソーシャル・ディスタンシングの引き上げ基準100人に迫っており、江原道は11.1で、引き上げ基準10人を超えた。

 しかし韓国政府はすぐにはソーシャル・ディスタンシングの段階を引き上げず、首都圏と江原圏に「予備警報」だけ発令した。中央事故収拾本部のユン・テホ防疫総括班長は15日、中対本の定例ブリーフィングで「予備警報は警戒心を促すとともに、(段階引き上げ後、防疫措置が変わる施設などに)準備時間を与えるため」だとし「江原道の場合、感染者が嶺西地方に集中しており、大都市があるか観光地が多い嶺東にはいないため、江原圏全体を1.5段階に引き上げる必要があるかどうかを検討中」だと説明した。ソーシャル・ディスタンシングがレベル1.5に引き上げられると、テーブルや座席間の距離を置くことが義務付けられる食堂やカフェの面積が150平方メートルから50平方メートル規模に拡大し、結婚式場や葬儀場、銭湯、ゲームセンター、学習塾など一部の一般利用施設で利用人数が4平方メートル当たり1人に制限される。クラブなど遊興施設5種では踊りと座席間の移動が禁止される。

 防疫当局や専門家らは、最近感染拡大が続く要因として、先月初頭に行われた「ソーシャル・ディスタンシング緩和」を真っ先に挙げている。嘉泉大学吉病院のオム・ジュンシク教授(感染内科)は「最近の患者数増加はソーシャル・ディスタンシング緩和後の移動量、接触量が増え、地域社会での静かな感染拡大が持続的に行われた結果とみられる」とし、「特に家族内感染が多く現れており、一週間後からは60代以上の高危険群患者が増える可能性がある」として懸念を示した。当面は40代以下の若年層や壮年層の患者の割合が半分に近い49.1%(10月11日~11月7日)に達するが、感染拡大傾向が続けば、高齢者の新規感染者が増える見込みだ。

 パク・ヌンフ第1次長も同日「9月の秋夕(中秋節)連休期間後に患者発生が少しずつ増加し始め、10月中旬からはその傾向がさらに明らかになっている」とし、「最近は一家または結婚式や祭祀の集まりをきっかけに始まった集団感染が職場仲間や大衆利用施設の利用者を通じて広がった後、再びその家族や知人へと追加で拡散する連鎖感染が一般的」と説明した。小規模の散発的な感染拡大が増え、防疫網内の管理割合(新規感染者のうち接触者の分類などで自主隔離中に感染確認された人の割合)は先週57.5%と、60%を下回っている。3週間前(10月18~24日)の66.4%より8.9ポイント下がった。

 寒い季節になり、密閉された室内での活動が増える点も危険要因だ。防対本のイム・スギョン状況総括団長は14日の定例ブリーフィングで「密閉された室内で長時間人と会う約束はできるだけ延ばすか取り消すことを勧める」と述べた。また、防対本は冬季にCOVID-19とインフルエンザが同時流行することに備え、「同時流行に備えた診療および行動規則」も発表した。これを受け、呼吸器感染が疑われる患者は、病院を訪問する前に電話で症状を知らせ、事前予約をすることが勧められ、タミフルなど抗ウイルス剤投薬後24時間が過ぎても症状が好転しない場合、選別診療所を訪問し、COVID-19検査を受けなければならない。医療機関では来院した患者のインフルエンザが疑われるが検査が難しい場合、先に抗ウイルス剤を処方することができる。19日からは小児、高齢者、免疫低下者を対象にインフルエンザ抗ウイルス剤処方に健康保険が適用される。
チェ・ハヤン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)