記憶に間違いがなければ、かれこれ三十年ちかく前のこと。イギリスのチャンネル4(?)制作ドキュメンタリーで‘クルド民族’のことを取り上げた番組がNHKで放送されたのを見たことがある。
当時、領土を持たないクルドの民は、主にイラクやロシア等に暮らしていた。
彼らは文字を持つこと禁じられた民族だ。そこで自らの歴史は、音楽にのせて‘歌’で伝承していくという。
そこで番組では、一つの民族が生き残るために必要な三要素を挙げていた。
一つ目は、母語による教育。二つ目は、母語による出版文化。三つ目は、母語による放送文化。その三拍子がそろって自国固有文化が守られる、という内容だった。
イギリスの視点から見た少数民族文化の生き残りに対する問題提起だった、と記憶している。
因みに、この番組が制作されたのは、英米語が覇権を持つITの波が全世界を飲み込む時代ではなかった。
さて、将来の日本語の運命は如何に!?
当時、領土を持たないクルドの民は、主にイラクやロシア等に暮らしていた。
彼らは文字を持つこと禁じられた民族だ。そこで自らの歴史は、音楽にのせて‘歌’で伝承していくという。
そこで番組では、一つの民族が生き残るために必要な三要素を挙げていた。
一つ目は、母語による教育。二つ目は、母語による出版文化。三つ目は、母語による放送文化。その三拍子がそろって自国固有文化が守られる、という内容だった。
イギリスの視点から見た少数民族文化の生き残りに対する問題提起だった、と記憶している。
因みに、この番組が制作されたのは、英米語が覇権を持つITの波が全世界を飲み込む時代ではなかった。
さて、将来の日本語の運命は如何に!?