羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

梅に鶯

2008年02月20日 18時59分33秒 | Weblog
 家が建て込んでいる我が家で、植物を育てるのはなかなか難しい。
 それでも父が丹精していた頃は、いい感じに鉢におさまっていた。
 今では肥料もやらないし、鋏も入れられないので、伸び放題の状態にある。
 そこにきて、今年の例年にない厳しい寒さで、松などの常緑樹の緑が、次第に生気を失いつつある。枯れるのではなさそうだが、昨年の状態を思い出してみると、かわいそうだ。
 玄関がいちばん日当たりがいいので、その周辺に鉢を移してきたので、通り道が狭くなってしまった。しかし、少しでもお日様の力を借りたいと思って祈るような気持ちで移したのだ。

 連日、鉢の土は霜柱が立って、はみ出そうになるくらい盛り上がっている。周りの土の表面はカサカサに乾いてしまう。しかし、寒い朝のうちには水遣りは出来ない。少し暖かくなるお昼ごろになってようやく水遣りをする。あまりたっぷりやると、またまた夜の冷気で霜柱が一層長く立ってしまうのではないかと素人判断をしているのだが、果たしてどうなのだろうか。

 とにかく水遣り三年といわれるが、的確に量を決められるのは、難しいということをこの寒さで思い知らされた。
 来月のお彼岸ごろには、植え替えをする時期だが、今年はこの寒さでは少し遅めの方がいいのだろうか。

 野口先生は「植物に貞く」とおっしゃったが、正にそのとおりである。
 その年の気候、自然の風をどのように感じ取り、そして読むのだろう。
 丁度いいところを見つけていくことができるのか、まったく修業が足らない? のだ。

 春よ来い! 春よ来い! 
 早くあったかくならないものかなぁ~、という思いが、そろそろ芽生えてきた。
 そういえば今日の午後、ご近所の梅の木に鶯の姿を目にした。
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