羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

ふぅ~っ。

2008年02月15日 19時27分31秒 | Weblog
 今週の水曜日から三日間、家に籠もった。
 新刊本の初稿ゲラをいただいて、校正するためだ。
 この作業は、やってもやっても切りがない。
 さらにプロの校閲者の目にかかると、もっと凄い。
「あぁ、そうか」
 溜め息が出るくらいだ。
 そして質問事項や‘ここはわからない’という指摘など知らされるときは、冷や汗ものである。今回はどんな汗が滴るだろう?
 
 予想通り200ページくらいの本になりそうだ。
 そしてこれからの大仕事は、写真が入って変更された段階で、文章をいじること。
 
 終日、座ったまま黙々と読み・加筆し・削除しながら考えることの繰り返しの毎日だった。

 ただ、私はこうした本つくりの時間を過ごすことが好きだ。
 初稿が出てから苦しむことになる。陣痛が始まるわけだ。
 しかし、この苦しみは必ず終わりがある。
 産まれてしまえば、すぐにも私の元を離れて一人歩きはじめる。私の手の届かないところへ行ってしまう。どうにもならない。
 
 あと半月は時間がかかりそうだ。
 再校、そして再々校と、二回は読み、そして手をいれることが許されるだろう。
 野口三千三先生没後10年の記録でもある。

 ふぅ~っ。
 
コメント
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