羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

銀座の蛇の物語 とりあえずの最終回

2006年04月22日 20時38分54秒 | Weblog
 今日、朝日カルチャー土曜日クラスの教室は、大騒ぎだった。
 実際に「銀座の蛇」の復元第一歩を見せていただけたからだった。
 やっぱり折っていらしたのは、女性だった。
 なんとも緻密な設計図や、手順、スケッチ等々、蛇と共に資料つくりもしてきて下さった。
 しっかりつくり方を教わり、注意点まで指導を受けた。
 感動! の一言であった。

 ここまで一週間で折りあげてしまうとは、驚異である。
 ほんとうにすばらしい行動をありがとうございます。

 蛇腹と動きの関係も浮き彫りにされたし、これまで気がつかなかった問題が見えてきたこと・つながってきたことは、貴重な体験である。
 野口体操を継承するということは、そっくりそのままを後生大事に維持し保持することだけではなく、新しい感性で切り開いていくことがたくさんあることを「銀座の蛇」つくりから教えられた。

 ここまで、具体的に目に見ることもでき、触れることができるところまで、やり抜いてくださった思いの深さに感謝している。

 もう一度このブログ上でも拍手をお贈りしたい。
 いや、いい一日だった。
 もう一度、ありがとうございます。
コメント (3)
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