萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

久々に自転車三昧の連休を過ごした

2010年05月06日 | 自転車関連

<象潟駅前で芭蕉の句碑と氷川丸

今年のゴールデンウィークは5月1日から5日までの5日間あった。5日間とも自転車(氷川丸)で旅をした。よく考えたら、こんなことは実に久しぶりのことだ。5日間も自転車で旅を続けたのは入社二年目の五月の連休に一日有給休暇をもらって、5泊6日で東海道を走った時以来だ。1982年のことだから、28年前か。もっとも、2泊3日熊野、3泊3日讃岐・阿波など2~3日の旅なら何回かやっている。5日以上というのは本当に久しぶりであった。

走っていて感じたが、最初の1~2日が一番ぎこちなく妙に疲れた。慣れるほど走りは楽になる。三日目に下痢で体調を崩したにもかかわらず、四日目、五日目の方が走りは楽であった。もう一週間ぐらいはぶっ続けて走れるぞ、などと大胆にも思ったものだ。

ま、今だから強気で発言できるが、走っている最中は、向かい風、体調不良、ケツ痛など、なんどもめげそうになった。ただ、不思議なもので走っていると次へ次へという気持ちが生まれる。また、思いもかけない風景に出会う時は辛さを忘れてしまう。

そういえば学生時代、何ヶ月も日本やインドを走った時もそうっだったな、と思い出した。自転車で走るというのは“辛い”ことが多いのだ。なのに、なぜ走るのか。そこに道があるから。まだ見たことのない道があるから、先へ先へと進めるのだ。もう少し、休みがあって、あと一週間も走ったとしたら、燻ぶっている小生の放浪癖に火がついたかもしれない。クワバラ、クワバラだ。

今回の秋田県象潟から新潟県糸魚川までの自転車の旅では、いろいろと収穫はあったのだが、5日間の旅を終えて日常に戻ったばかりで整理ができていない。おいおい書いていくつもりだ。
コメント (4)
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