<札幌大通り公園のチューリップ>
札幌大通り公園には出張の度に散歩がてら寄ることにしている。この間(先週末)は季節柄、花が綺麗であった。特にこのチューリップが眼を引いた。大ぶりの花の形といい、色といい見事であった。
チューリップといえば、世界的にはオランダ、国内では富山が有名だが、新潟も生産地としては劣らない。国内生産の県別シェアは富山県53%に対し、新潟県は45%だそうだ。そういえば、5月連休に越後路を自転車で走っていた時もチューリップ畑を何箇所か見た。
チューリップの原産地は中央アジアの高原地帯だそうだ。もともと、寒くても、土地が痩せていても栽培可能なのだろう。現在は色、形、大きさなど様々で数百種類あるそうだ。
ちなみに“チューリップ”という名前はオーストリアの何某(なにがし)氏がトルコから持ってきた時に、誤って「チュルバン(Turban=ターバン)」という名前で紹介したことから始まるそうだ。中近東では「ラーレ」と呼ばれているとのこと。
真っ赤なターバンを頭からスポッと外して(スポっと外れるかどうかは知らないが・・・)、裏返しにすれば、チューリップの花と似ていなくもないか。