萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

“止まり木”の夜もハイボールで

2010年05月30日 | 酒食・グルメ?


今日の仙台の天気は「晴れ」。但し、気温は低かった。日陰などに入ると寒さを感じた。もう、衣替えの季節なのに・・・。米などの農作物への影響が心配になる。経済的不況に加えて、牛は何十万頭も始末するわ、作物には被害が出るわ、では踏んだり蹴ったりである。

午後、仙台の街をブラブラしてきたが、百貨店などは日曜日の午後だというのに、人があまり入っておらずガラガラ状態である。かなり深刻な状況に見えた。昼飯にインド料理を食べてから、バスに乗って仙台にいる内に一度は行っておこうと思っていた「大崎八幡宮」を観て来た。桃山建築として現存する数少ない建物のひとつである。詳細は後日。

古本屋のブックオフによってから“止まり木”に戻ってきたのは5時頃。熱めのシャワーを浴びて、冷えたビールで喉を潤した。昼のインド料理でナンを食べ過ぎたので、腹は減っていない。ビールを呑み終えると、コンビ二で買ってきた「角ハイボール」のロング缶を開け、氷を入れた“角ハイ専用ジョッキ”に注いだ。(上の写真)

このジョッキは某市の駅前のホルモン焼き屋さんでもらったものだ。具体的な店名や駅名を披露してしまうと、「ジョッキをくれる店」になってしまい、迷惑がかかるのでここには記さない。

今年の2月だったろうか。観光地を訪れた帰りに、電車の発車時刻までに間があったので、昼飯がてらその店によった。ホルモンで一杯やりたくなったのである。生ビールではじめたのだが、角ハイボールもおいてあったので、たのんだ。ジョッキを片手に店員に聞いてみた。

「このジョッキいいですよね。どこかで買えるんですか?」

「市販されてないんですよね。我々もサントリーから買うんですよ。」

思い切って聞く。「ゆずってもらうことはできませんか。お金は払います。」

「え、そんな。あげますよ。ちょっと待ってください。」

と言って、奥にいる店長に確認してくれる。

「店長、角ハイボールのジョッキお客さんにひとつやってもいいですよね。」

奥から「いいよ。いいよ。」との快諾の声。やったね

ということで、新しいジョッキを新聞紙にくるんで、勘定をする時に渡してくれたのである。帰り際、「お客さん。これからも、贔屓にしてくださいね。」と声をかけられる。「そりゃ、もう。今度は仲間を連れてきて宴会でもやりますよ。」などと調子のいいことを言って出た。この街に来ることは年に一回あるか無いかなのに・・・。(酷い奴。)

この店はホルモンも美味しかったし、店員さん達の雰囲気もいいし、値段も安いし、ぜひ紹介したい店のひとつなのだが、みんながジョッキをせびると迷惑かかるしなぁ。とりあえず、もう一回ぐらいは行かないと義理は果たせん、と思っている。

ともかくも、あのお店のおかげで、“止まり木”でも本格的(?)に“角ハイボール”が味わえることになったのだ。感謝、感謝。
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