<象潟駅前で芭蕉の句碑と氷川丸>
今年のゴールデンウィークは5月1日から5日までの5日間あった。5日間とも自転車(氷川丸)で旅をした。よく考えたら、こんなことは実に久しぶりのことだ。5日間も自転車で旅を続けたのは入社二年目の五月の連休に一日有給休暇をもらって、5泊6日で東海道を走った時以来だ。1982年のことだから、28年前か。もっとも、2泊3日熊野、3泊3日讃岐・阿波など2~3日の旅なら何回かやっている。5日以上というのは本当に久しぶりであった。
走っていて感じたが、最初の1~2日が一番ぎこちなく妙に疲れた。慣れるほど走りは楽になる。三日目に下痢で体調を崩したにもかかわらず、四日目、五日目の方が走りは楽であった。もう一週間ぐらいはぶっ続けて走れるぞ、などと大胆にも思ったものだ。
ま、今だから強気で発言できるが、走っている最中は、向かい風、体調不良、ケツ痛など、なんどもめげそうになった。ただ、不思議なもので走っていると次へ次へという気持ちが生まれる。また、思いもかけない風景に出会う時は辛さを忘れてしまう。
そういえば学生時代、何ヶ月も日本やインドを走った時もそうっだったな、と思い出した。自転車で走るというのは“辛い”ことが多いのだ。なのに、なぜ走るのか。そこに道があるから。まだ見たことのない道があるから、先へ先へと進めるのだ。もう少し、休みがあって、あと一週間も走ったとしたら、燻ぶっている小生の放浪癖に火がついたかもしれない。クワバラ、クワバラだ。
今回の秋田県象潟から新潟県糸魚川までの自転車の旅では、いろいろと収穫はあったのだが、5日間の旅を終えて日常に戻ったばかりで整理ができていない。おいおい書いていくつもりだ。
目の前の道を走る、当面これだよね。
私も頑張ろ!
そこはそれ、“終わってしまえば楽勝よ”の乗りで日々のノルマをクリアしていきました。
「おくのほそ道」や「列島地図」「呑み処徘徊」などブログネタの収穫もあり、結構満足できた旅でした。
いいこと言うよね。共感
俺は今年も北海道。うまく仕事にかこつけて釧路から札幌まで走る計画を練ってます。
自転車がない人生はもはやありえませんね
襟裳岬周り?それとも、日高山脈越えの中央突破?どちらにしても、面白そうなコースになりますナ。
小生の夏休みは登山かな。お互い身体の続く限り、頑張ろう!