みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

散もみぢ

2008-12-03 20:47:30 | 俳句

Dscn0281 小紋の着物で茶道の稽古へ行きました。骨董市で見つけた格安のウールですが、手軽で着心地よくて満足! 新品だったら、たぶん二桁は違う価格だと思います。

Dscn0282_sh01 帯はeTさんが譲ってくれたもの。中間色の図形の組合せで、着物にとても合わせやすくて大助かりしています。 帯締も帯揚も・・も・・も、あちこちの方々から譲ってもらったものばかりです。感謝!

Dscn0279 稽古用の「ふくさ」(漢字変換出来ず)や扇子などを入れるのにちょうど良い手提げは、息子の嫁さんから贈られたもの。これを手にすると、やはり嬉しくなります。

今日の稽古は「台目棚」。諸道具・諸作法が実に合理的かつ美的で、いつもながら感嘆の連続でした。

掛軸は虚子の自筆で、「いかだ師の美のや嵐の散もみぢ」・・・「美の」は蓑と美濃に、「嵐」は嵐山に掛けているそうです。気配りが横溢とした挨拶句、という感じがします。