みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

雄鶏

2019-01-13 16:21:55 | 


鶏舎から出すと、鶏は生きいきとする。好きな草を食べたり、虫や草木の実を探したり。でも、森の梢からは鷹が、藪の中からは野犬やイタチ等々が狙っている。

十年ほど前、庭で遊ばせていた鶏が鷹に襲われて以来、怖くなって、鶏舎からは出さないようにしてきた。ところが・・・

昨春誕生した雄鶏(矮鶏の血が少し入った烏骨鶏です)2羽が成長した昨年末、闘いの火ぶたが切られてしまった。烈しい蹴り合いと突き合いで両者血だらけになり、まさに死闘。やむを得ず1羽を鶏舎の外に出した。

鶏舎内の平和は戻ったが、外飼いの鶏が敵にやられるのではないかと心配でならない。今のところ、この雄鶏は鶏舎から近距離の範囲内で暮らしている。勝手口から私が顔を出すと、早速近づいて首を傾げながら私を見上げる。餌がもらえるかも、という顔。可愛いです。