オヤジ??????????????それアタシのこと?

2023-07-05 20:14:09 | Weblog

親しくさせていただいているバンドの人が最近、

名古屋方面でのライヴ・ブッキングを企てたのだが、

出演交渉の途中、そのうちの一軒に

「オヤジバンドのブッキングはしておりません」

などという失礼なことを言われた、

ということがあって、

本当に失礼だよな・・・・と憤慨している。

 

しかし・・・・・「オヤジバンド」って何だ?

「オヤジ」がバンドやればそれは「オヤジバンド」か?

人間は、男は、ある程度歳を取るとだれでも「オヤジ」と言われることになる。

「オヤジ」は、確かにウザい。

俺だって気がつけばとうにその「オヤジ」なのだろうが、それでもそう思う。

いわゆる「昭和」のオッサンのノリって、男尊女卑的なのだ。

そこがいちばんウザい。

「偉そう」で、「他人の話を聞かない」。

それがまあ、「オヤジ」だ。しかも加齢臭すら、する。

会話にすら、ならないことがある。

 

しかし50歳代の人のバンドがみんな「オヤジバンド」ってわけではない。

ライヴハウスでロックをやってる人たちは、腰の低い人が多いと、僕は思う。

他人の話も聞く。当たり前だが。

「偉い」・・・・っていうか「売れてる」オヤジは違うかもだけれど、

ライヴハウス周辺のオジサンたちは全然違う。けっこう、ちゃんと普通だ。

まぁ、昔ながらの嫌なオヤジも、いるけど、そんなのは逆に希少種だ。

「オヤジバンド」には創造性がない、と思う人がいるのだろうか?

オジサンたちはライヴ後の「打ち上げ」が楽しみで音楽をやっている、

と思うのだろうか?

人間のオスは、ある程度歳を取ったらバンドなんかやってはいけないのだろうか?

俺も、まだ言われたことはないけど

「オヤジバンド」やってる人、と世間には思われてるのだろうか?

「世間」なんか、徹底的にどうでもいいのだが、

何となく少しだけ、モヤモヤする。

 

歳を取ってから俄然、良くなったバンドってたくさんある。

僕的に一番そう思うのが、かの世界的に有名な「U2」で、

昔の、ライヴエイドとかの頃は青臭さが勝ってしまってて、

ボノなんか変な髪形だったし、

見てて(聴いてて)気恥ずかしいほどだった。あまり好きではなかった。

でもオッサンになって「ヨシュアトゥリー」という傑作をものにし、

「POP」とか「ディスコティック」とかあの偽悪的な時期を超えて、

立派な初老オヤジと化して、朴訥な歌路線に戻って、

すごく良くなった。

エアロスミスだって僕としては70年代の黄金期より、

復活してからの方がずっと好きだ。

元祖のストーンズは・・・・・まあ、「お爺さん」になってから

また魅力を増している気がするので、やはりあれはバケモノである。

 

唐突に結論。

我々(ROCA’66)は、「オヤジバンド」などではない。

ザ・マンガンズも「オヤジバンド」ではない。

 

産まれたところや、目の色や、皮膚の色や、産まれた年(年齢)などで

我々を理解したつもりになって欲しくない。

 

 

 

 

 

見て(聴いて)欲しいのは我々の創造性、それだけなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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夏は来ぬ

2023-07-04 21:38:54 | Weblog

 

遂に夏が訪れた。

「夏は来ぬ」というのは夏は来ない、という意味ではない。

古語は苦手なので正確な意味は不明だが、

「夏は来る」と言いたいのだと思う多分。

まあいい。

しかし

今年の七月はROCA’66のライヴがない。

私としてはもう、

ただただ暑さに翻弄されるだけの毎日であって、

果たして猛暑が終わるまで生き延びられるかどうか、

はなはだ、心もとない。毎年こんなこと言ってるが。

それでもしかし、向日葵は咲いてくれると信じよう。

七月さえ超えれば 八月はライヴ、あるのですよマイフレンド。

 

何を隠そう・・・というか何も隠し立てはしないが

ライヴの日程。

8月12日、お盆の土曜日。

京都は祇園のど真ん中にある素敵なライヴハウス

「シルバーウィングス」にて。

シルバーウイングス15周年!

出演は

STRANGE  BAMBI

ザ・マンガンズ

がらんどう

ROCA’66

チャイローズ

 

かなり濃いいメンツである。

 

夏の盛りに、京都・祇園で

濃いいライヴイヴェント。

それいいわよね、少なくとも悪かないわよね。

 

この先、何年演れるか・・・・などという辛気臭いことはもう言わん。

永遠にヤッてやる、

そして永遠に生きてやる。

でももし本当に永遠に生きたとしても

「今」は大事なのよ。

分母がもし「永遠」だったとしても「今」は今でしかない。

それを全力で大事にしながら生きようと思うし、

「今」のアナタにも会いたい。

 

だから

まだ一か月以上先だけど、予定を空けておいて、

その日はライヴに、来てね。

 

 

写真は大瀧君撮影の、前回の田中屋酒店での我々ROCA’66。

 

 

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