我々にできるのは ただ「受け入れること」だ、
と
歌ってるのはスザンヌ・ヴェガで、
僕が19歳だった頃に出た(1985年?)
彼女の1STアルバム「スザンヌ・ヴェガ」が昔から大好きなのだけれど
(大ヒットした「LUKA」を含む、2NDアルバム「孤独」より以前)、
その中の「FREEZE TAG」の歌詞
WE CAN ONLY SAY YES NOW TO THE SKY 、TO THE STREET、TO THE NIGHT.
稚拙ながら訳せば
「私たちはただ「イエス」と言うしかない 空に、通りに、夜に」
これは遠回しには
「誰もが 運命(みたいなもの)を受け入れるしか、 ない」と言ってる気もする。
大きな諦念と、無力感と、それを踏まえたうえでの「生きる」という意思
を、僕は感じる。
19歳の僕はこのLPレコードの(まだCDは普及していなかった)この曲を
ストーヴもない部屋の薄ら寒さの中で何度も何度も聴いていた。
・・・・・・・・・・・運命論?
ではない、という気がする。
僕は運命論者ではない。
ただ、大きな流れに翻弄されながら誰もが生きるしかないのだなぁ、と思った。
19歳の頃にそう思ったし、
50歳台も後半になった今でもそう思う。
何も変わってないし、でも そうかと思えば・・・何もかもが変わってしまった。
致命的な(こともあり得る)病気が発覚した友達よ、
だから絶望するのはやめよう。
我々はみんな、大きな「流れ」の中にいる。