今年の向日葵は少し小ぶりなものばかりだったのだけれど、
それでも沢山の花が咲いてくれて、とても嬉しい。
今で、八割くらい咲いたかな。
今週後半がこのヒトたちの最盛期、全盛期になると思う。
台風が来たら困るけど、小ぶりだから風には強いかもしれない。
それで、全盛期という言葉で思い出すのだが
いつだったか・・・読んだ文章で忌野清志郎が
タクシーに乗った時、運転手に
「RCの全盛期はすごかったですね」と言われて、
あ、俺の全盛期はもう過ぎ去った過去なのか、と思った
という話があって、
そう・・・・・・そういうのって他人が決めるものなのね。
ここで自分を引き合いに出すのはおこがましいのだけれど、
こんなささやかなインディー(自主独立)でしかない、
草野球ならぬ「草ミュージシャン」の
この僕にも
それなりの全盛期って、あったのだろうか。
あったとしたらいつだったのだろうか。
ランブルフィッシュで、浅川マキと一緒にステージに立った時?
山口富士夫と碇健太郎バンドとランブルで東名阪ツアーを廻った時?
それとも
ばるぼら で、テキサスのサウスバイサウスウエストに出演した時か?
いや、ばるぼら で、NYのCBGBに出演した時?
むむむ。
苦し紛れに言うのではないが、
僕の感触としては・・・・・「今」が一番充実してるのだ、自身の音楽としては。
こう思うことは過去への「裏切り」ではない、と思う。
こんなコロナでライヴさえもできないような
見方によれば「ショボい」状況なのだが、それでも、そうなのだ。
スタジオではすごい音が出ている。
世間的な名誉なんか、どうでもいい。
ランブルフィッシュ も ばるぼら も、最高の仲間たちだった。
彼らと出会えたことは本当に本当に、ラッキーだった。
今は今で、ROCA’66の、最高の仲間がいる。
もしも
50歳過ぎて全盛期が訪れた・・・としても別に、それはそれでいいんじゃないかな。
それはそれとして
僕は本当に、恵まれている・・・・と実感する。
この先も音楽を続けたい、と心から思う。
あの、
もしかして(僕は)少し、サイズが「小ぶり」だから、
逆風とか、逆境には強い・・・・・・・・・・・・・・・・かもしれないぜ、
とか言って。
それを願う。
写真は、全盛期間近の、今年の向日葵。