鷹揚な人間になりたい。
寛大な人間になりたい。
少しの事では動じないような、心の広い人間が私の憧れなのだ。
現実の私はピーピーして ヒィヒィ言って
あくせくして 焦りまくって ドタバタして
もがいて 足掻いて 足掻いて 悪あがきして
しがみつくようにして毎日を生きている。
世界は何故、こんなに過密で 冷徹で
機械的で 杓子定規的で 経済優先で
冷たくて 無残なのであろうか。
私にはわからない。
ただ太陽のような君だけが世界を暖め、
氷を溶かし、
光を地上にまき散らし、
あらゆる命に祝福を与え続けるのだ。
太陽がなければ命は在り得ないし、
もしも月がなかったとすれば世界は
バランス的に存在し得ない。
ここは、様々な要素が奇蹟的に調和した世界であるのだ。
その鍵は多分、君が持っている。
そして私は君みたいに鷹揚で寛大な人間になりたい、と
日々、思い続けている。
写真は、我が家の、デッサン人形