晩秋の夜を音もなく駆け抜けて
凍りついた月は歯っ欠けのまま
どちらにしても覚悟は必要だった
1秒後に究極がやって来るのだから。
そうこうしているうちに全ては破談した、
逆の逆なら正位置のはずだったのに
何もまちがってなんかいないけど
要するに誰も何にも解ってなかったってことなんだよ。
最近では風邪を引かなくなったし、
でも髪の毛は猫っ毛でふにゃふにゃのまま、
靴にはまた穴が開きかけている。
バイクは何度直してもパンクするし、
問題なんか何一つ解決していない。。
それなのに俺は、
特に誰に宛てた訳でもない手紙を飽きもせず書き続けている、
全方位に向けて。
そっちはまだ大丈夫?
こっち?
こっちは、ごらんのように・・・・
まったくひどい有様(笑)だよ。