・・・失われた膨大な時間を取り戻さなければ。
考えろ!考えろ!考えろ!
機会なんてそうしょっちゅうあるものじゃない。
自発性と自由意志を持って俺は
歩き始めるのだ、
前よりもしっかりとした足どりで。
この一瞬の朝を越えて、
またやって来る失望の夜を超えて
あらゆるものすべてを通り抜け
俺は
ゆるやかに流れる運命という
ちょっと濁った細長い川の中で
浮かんだり沈んだりしながら、
ひっかかったり加速したりして
この流れが俺を運んでいくところまで
・・・・・行くんだ。
ルビーみたいな火曜日に、
薄曇った心を抱えながら記す。