「人は見た目が九割」っていうようなタイトルの本を見かけて、
ドキッとして買ってしまったが、読んでも全然面白くなかった。
でもドキッとしないか?そのタイトル。
そりゃぁ・・・・そういうことも、「無きにしも非ず」だけど。
それでなくても人間って種族は「視覚」に頼る割合が、
他の動物(や、昆虫)より多いと聞く。
面倒くさいから調べずに記憶のまま書くんだけど、
人間は確か、それこそ八割は、「視覚」で生きているらしい。
犬猫だったら、「嗅覚」と「聴覚」を、ずいぶん活用してるよね。
アリとかだったら「触覚」をフル活用している。
コウモリだってあれはほとんど目なんて見えてないよね。
自分の出した超音波を跳ね返らせて、それを聞いて世界を把握してるのだ。
・・・スゲエ奴。
ミミズに至っては、もともと目すら、ない。
貝類にも目は、ない。
・・えーっと、何が言いたかったんだったっけ。
ああ、見た目、見た目。
今、どこかの局のFMラジオで早朝に、「源氏物語」の現代語訳、というの
朗読を放送していて、とても面白いのだが(林望氏が現代語に翻訳している)、
どうも、「源氏」というのはそれはそれは「美しい男」だったみたいだ。
鎌倉時代だっけ?(平安時代だった・・・・・・)
その頃の「美しい男」の姿って、どんなんだろう。
現代と違って、「西洋人みたい」なのではないはずだ(あたりまえだが)。
顔は、下ぶくれのふっくらした顔が「美し」かったはず。
食料事情は悪い時代でも「貴族」だから、痩せぎすではないだろう、
「貫禄のある」体型だったはずだ。
むむむ。想像したら「美しくない」な。
でも時代によって、流行は変わるとは言え、「美しい男」って、いるよね。
うまく言えないけど、遠くからでもパッと目を引くような、華やかな男。
ひとは見た目じゃわからない、というような説も、あるにはある。
ん・・・しかし、「見た目」というのはどうあがいても、不公平なものであることよ。
「富」とか、「才能」とかもそうだよな。
むむむ。
結論は・・・・・・・・・なし。