ストーンズの終焉を見届けよう。

2022-09-13 20:57:13 | Weblog

先月号の洋楽誌「ロッキング・オン」はストーンズ表紙の、

ストーンズ特集号だった。

非・文化的なこの近辺ではマトモな新刊本屋が全部つぶれてしまって

一軒もないので、買おう買おうと思ってるうちに店頭からは消える時期が来た。

だからわざわざ注文して取り寄せたのだ。

僕は80年代後半から90年代はどっぷり、2000年代に入っても

それなりに・・・忠実な、この雑誌の読者だったのだけれど、

注文して取り寄せたのなんか初めてだ。

最近はたまにしか買ってなかったのに、

ストーンズ表紙で特集だったら欲しくなるなんてね。

我ながら浅はかだわ。

土曜日に、六地蔵までバイクで取りに行くからまだ読めてないのだけど。

 

で、今日は夕方、トラックを運転しながら例によって「ラジコ」で、

ピーターさんのラジオを聞いていた。

ふくしまFMでやっている「GOING BACK」という番組。

何と、この番組・・・とてもいいのに、今月いっぱいで終わってしまう。

まあしょうがない。

で、最終月のテーマは「60年代のストーンズ」なのだった。

今日がその二回目。

 

運転しながらラジオのストーンズ特集を聞いてる時に電話がかかってきて、

(ハンズフリーなので会話しても大丈夫なのだ)

その電話は注文していたストーンズ特集のロッキングオンが入荷しました、

というものだった。

ははは、何だかなぁ。

 

そのラジオでのストーンズ特集第一回めは

デヴューシングルの「カムオン」の話と、

ファーストアルバムを発売日にピーターさんのお母さんが買って来てて、

家の玄関で大音量で聞いていた、という話が印象深かった。

すごいなあ。

で、ふと思ったのだが

ストーンズだって仙人ではないのだから、いずれ死ぬだろう。

ミックかキースか、どちらかが死ねば、

さすがのストーンズも終わるはずだ。

キースも今年の12月で79歳。

で、もしストーンズが終われば我々はストーンズの終焉を目にすることになる。

そしてピーターさんに至っては、

ストーンズのデヴューから終焉までをリアルタイムで見届けた・・・・・

ということになる。

 

今日は1964年辺りのストーンズがいっぱいかかったのだが、

「耳タコ」の極致みたいな、ちょっと聞き飽きた気さえする、

ストーンズの人気を決定づけた大ヒット曲「サティスファクション」

も当然かかって、しかし、ピーターさんも言ったのだけど、

これ、改めて真面目に聴くと、すごく良くできたかっこいい曲だ。

(言うまでもないが。)

歌詞も面白いし、当時画期的だった「ファズペダル」を、

かなり初期に使った記念碑的作品、という面白さもある。

R&Bテイストなのだが、斬新で新鮮な感じが、今でもわかる気がする。

特筆すべきは、曲のちょっとゆったりしたグルーヴ感。

ストーンのライヴではこの曲、定番なのだけれど、ある時期から

すごく速いテンポで演奏されるのが常になってしまった。勿体ない。

このオリジナルの録音ヴァージョンはとてもいい。

ストーンズももう歳なのだから、これくらいのテンポに戻せばいいのにね。

 

次の土曜日に、注文していたロッキングオンを取りに行くのだけれど、

もしかして

ストーンズ現存中(存命中)の表紙・特集ってこれが最後になっても全然おかしくない。

この次の表紙・特集は「ストーンズ追悼特集」かもしれない。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まだ先の話だが、

それが出たら買うのだろうなアタシ。

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