誰もが足掻いている、「本物」になるために。
いや・・・・・・・・・・ちょっと違うな。
自分が「本物」であることを周囲に、世間に認めさせるために、
誰もが足掻いている・・・・・のかもしれない。
何が「本物」で何が「偽者」か、を決定するのは、
僕の世界においては、他の誰でもない、僕自身である。
僕は「本物の才能」を持った奴等と付き合ってきたし、
今でも そういう奴等が好きだ。
でも、そういう「本物の才能」をたとえ持っていても、
それを世間に認知させるのは、至難のワザだ。
でも、そんなのは・・どーでもいい、とも言える。
「本物」とか「偽者」とかも、どーでもいいし、
世間に認知、なんてね。馬鹿らしいの極致だ。
本当にオリジナルなものを創れるなら、それでいいのだ。
そこには、確固とした「意味」がある。
そして、「意味」があるものにはきっと、「グルーヴ」も宿る。
オリジナリティと意味とグルーヴがあれば、我々はいつでも
「楽しむ」ことが出来る。
この「楽しみ」は、
カタカナで英語で言えば「ファン」と「インタレスティング」の両方の意味を持つ。
ニコニコ笑って楽しい(ファン)のも、もちろんイイが、
それだけじゃなく「興味深い」という方の「楽しみ」(インタレスティング)は、
しかめっ面してる時もある。泣きそうな時だってある。
それでも、楽しんでいるのだ我々は。
そして、楽しみながらも、足掻く。
不特定多数の人に聴いて欲しい、という欲求はもちろん、あるから。
多くの人に その「意味」を投げかけるために。
そしてその、個々のイマジネーションに触れれば
「意味」と「グルーヴ」はさらに膨らむ・・・・ハズなのだ。
少なくとも僕は、
そのために足掻いている。
ROCA'66の、2018年を締めくくるライヴは京都・深草で
12月29日土曜、「アニーズ・カフェ」という素敵な地下のライヴハウスにて行います。
モンスター・ロシモフと2マンで、
我々の出番は先。スタートは19:00、
店のオープンは18:00なので、早めに来て、ゆっくり飲もうぜ。