僕が心の底から憧れていた友達は
高速道路で亡くなりました。
まだ21歳・・・・・・・・・・・・。
あれから今日で24年も経つらしいのです。
信じられない。
あれから時は止まってしまった、とも言えるし、
まるで幻のように現実は
止まらずに動き続けている、とも言える。
どっちが真実なのか、僕にはわかりません。
あの頃の僕はもういませんが、
あの頃の君はちゃんといる。
なにもかもが錯綜して混線して、
僕はまるで糸だらけの二次元の海で溺れかけているような
錯覚に陥ってしまうのです。
すべての物事がそんな風に形而上的になっていってしまいには
「哀しみ」なんてのもね、
ただの記号のように風化していくのかもしれません。
いつかはきっと。