パンク・ロックとライダースの革ジャン

2011-10-24 10:42:59 | Weblog


ファッションのことを言うと、

「オンガク至上主義」的な人からはわりと

嫌がられる(ような気がする)のだけれど、

まあいいよね。

俺だって「ビジュアル系」・・とかはちょっと・・・・

と思っちゃうもん。何でかな。

きっと、センスが画一的だからだと思うんだが。

でもグリッター系、というかグラムロック方向ならアリだ。

(画一的どころかその逆で、どんどん逸脱してくからね。)

だから、

JET PEPPER TOWERなんかは大好きだよ。


こないだ読んだジョン・ライドンの自伝、

「STILL A PUNK」は、

やたらとファッションの話が出てきて可笑しかった。

ミュージシャンの自伝としては、異質なくらいだと思う。

ヴィヴィアン・ウエストウッドに(ファッションの)

アイディアをいっぱいパクられた、とか

シドはデヴィッド・ボウイ大好きのファッション狂だった、

とか。

しかしどうしたって「パンク・ムーヴメント」は、

ファッションを抜きにしてはありえないだろう。

パンク、といえばだれでも思いつく、

破れたTシャツ、安全ピン、逆立てた髪、

ライダースの革ジャン。いま挙げた4つはすべて、

ニューヨーク・パンクからの文脈(?)で、

ロンドン・パンクの象徴みたいになったモノで、

やはり偉い(?)のは

リチャード・ヘル近辺(テレヴィジョン、ジョニー・サンダース)

とラモーンズ界隈だ。



俺はバイクがらみもあっって、もうだいぶ昔から・・・

ライダースが大・大・大好きなのだ。

あれはもう、機能美の極致・・・みたいなところがある。

ちゃんと上までジッパーを上げると、バイクに乗ってても

本当に風なんか入ってこないんだぜ。


しかし、ラモーンズにしても、ピストルズにしても、

クラッシュにしても、ライダースは着るけど

バイクに乗っていたり、バイクと一緒の写真とかは、ない。


”「バイク」という風俗”ではなく単に、

あの「機能美」をファッションとして取り入れたのだろうか。


バイクと一緒の写真で印象深いのは、

ジャニスが派手なチョッパーにまたがってニカっと笑ってるやつ。

ヒッピーとバイクってのも意外と良かったりする。

あの映画「イージー・ライダー」の二人って、

ちょっとヒッピーっぽくないか?


モトリー・クルーなんかが最悪。


もとブランキー・ジェット・シティの浅井氏が乗ってる、

(改造バリバリの)「サリンジャー号」ってバイクも

かっこいいよね。速そうだし、

ちょっとヤンキーみたいだし(笑)、

何より、ハーレーとかじゃないのがすごくいいのだ。





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