”ゆらゆら帝国”解散によせて

2010-04-01 10:55:00 | Weblog
”ゆらゆら帝国”は実は本気で好きだったので

解散は深く残念だ。

俺は彼らの友達だったわけではない。

彼らが俺達と同じ、ライヴハウスレベルのバンドだった頃に

何度も対バンしただけだ。

90年代初めの頃のランブルフィッシュで

対バンしたのが一番はじめだったと思う。

FANDANGOだったかな。

その後・・・95年くらいに

俺は”ばるぼら”のギターになって

渋谷ラ・ママで再会した時、

「ランブルのギターだよね?」って坂本慎太郎が

向こうから喋りかけてきた。

そのときの彼は上半身裸で、上着もシャツも持ってなくて

「もしかして、その格好で電車乗って来た?」

って聞いたら普通に「うん」って答えてた(笑)。

ってことは夏だったんだな。

それにしても・・・・・・。


そのとき対バンだった”かかし”のドラムが後に

”ゆらゆら帝国”のドラムになる、一郎だった。

超飲んだくれドラマーだった。

その後、”ゆらゆら帝国”はMIDIからメジャーデビューした。

その頃”ばるぼら”はMIDIの インディ部門からCDを出していた。


メジャーデビュー後の”ゆらゆら帝国”のアルバムはどれも傑作だ。

「傑作」という以上のものがある。

どう聴いてもぶっ飛んでるし、恐ろしくセンスがいいし、

病んでるし、底が知れない。

世界でも指折り屈指のバンドだった・・・本当に。

しかしあれだけ凄いアルバムを何枚も作って、

でも本人達としては

それを超えなければならないってのは・・・

大変過ぎるよな。

解散後のメンバーの動向に注目したい。

”ゆらゆら帝国”とは別のやりかたが、きっとあるだろう。

その突破点を探すための解散なのだろう。

・・・・でもやっぱちょっと寂しいな。





追記

・・しかし、昨日の日記に”ゆらゆら帝国”の名前出したんだけど、

昨日の時点では俺は解散のこと知らなかった。

シンクロニシティみたいなことがよくあるなぁ世の中って。






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする