まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

BCリーグ北陸地区前期は富山が逆転優勝

2014年06月30日 | プロ野球(独立リーグほか)
前の記事で福井・おおい町でのBCリーグ観戦のことを書き、本当ならそこまでの行程のことを書くつもりでいた。

ただ、30日で優勝の行方が決まった。メモの意味もあり、簡単に触れておくことにする。

前後期36試合ずつで、上信越、北陸の各3チームでの優勝争い。北陸はここまで福井が首位をキープして、29日の試合前の時点で残り2試合、マジック2だった。それが石川相手に惨敗し、首位陥落、マジック消滅となったのは記事の通り。

そして、もともと28日に金沢で予定されていたが雨天中止となった試合の代替が30日に行われ、福井は4対2で石川に連敗。これで、オリックス戦1試合を残して富山の逆転優勝が決定した。

おおい町で観戦した際に前の席に陣取っていたおじさんたちの分析では、「富山の執念よ」というものだったか。私は専門家やこのおじさんたちのように何回も試合を観ているわけではないので何とも言えないが、かつて近鉄いてまえ打線の中軸を担った吉岡雄二監督が指導するチームなら、そういうミラクルもありなのかなと思ってしまう。


上信越地区では今季ラミレスも加入した群馬が優勝。今週末からは後期日程が始まるが、2シーズン制の場合、前期を取るのは年間通しても大きいだろう。歴史を見れば後期を取ったチームがその勢いでプレーオフも取るケースも多いが、それも「後期を取る」ことが必要条件。やはり前期を取っていたほうが有利なのは納得である。

後期も行ける試合があれば行ってみたい。久しぶりに観戦した今季2試合はいずれも福井での試合。心情的には関西から近い福井を応援したい(オリックス・バファローズには前田、森本の2投手が支配下で入っているし、選手派遣や交流試合でパイプが太い)のもあるが、私自身が上信越・北陸に地縁血縁がないので、特に福井ファンを名乗るほどではない。どこかの球場に行くと、その球場を含む地域の行事ということで、ホームチームを応援するくらいのものである。そんないい加減な人には球場に来てほしくないのだろうが・・・(個人的な印象として、大正ドームをはじめとしたNPBプロ野球の常打ち球場にも負けず劣らずの通なファンが大飯ので・・もとい多いので)。

さらに来季は、埼玉(熊谷)、福島県に新たなチームが加入する。地区制にするか、完全1リーグにするか、試合数は?NPBとの交流戦は?・・・どうするかというのはこれからの課題だが、地域活性化を全面に出しているからこその悩みかな。四国アイランドリーグは九州や関西に拡張を働きかけて失敗したが、BCなら何とかやりそうな気がする。理念がしっかりしているのが大きい・・・?


本当に微力なもので、コアな野球ファンや地元の人たちには全然及ばないが、リーグと地域活性化、観光とのタイアップ(の有力ツール)としての取り組みは応援するところ。また、熱いプレー、楽しいプレーを見たい!!・・・。

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