まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

改めて、カープ対バファローズ第3戦@マツダ

2014年06月09日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

・・・2日遅れの観戦記などニュース性もないし、特に目の肥えた、玄人揃いのバファローズファン諸兄にとっては新鮮味のない売れ残りの酒肴のようなものでしかない。まあ、自分の備忘録ということで書くだけのことなので、新鮮な情報を求めておられる方はどうぞ読まずに飛ばしてください。

前日7日までカープは日本ハム、ソフトバンクでの4連敗、対するバファローズは阪神に2連勝ということで迎えたマツダスタジアムでの「首位対決」。ただし、セ2位の巨人、パ2位のソフトバンクとはそれぞれ0.5差しかない。巨人、ソフトバンクがともに勝つという前提で行けば、それこそ「敗れたほうが首位陥落」ということになる。別の意味での「首位攻防戦」である。

Dscn7249 昼にJR広島駅に降り立つ。スタジアムへは線路際を10分ほど歩けば到着するのだが、まず目に入ったのは、駅前がやけに開けているなと言う光景。この一角は居酒屋やパチンコ屋、昔ながらの商店が入る雑居ビルやら、戦後の闇市の頃から続いていた愛友市場という商業エリアで雑然とした風情のあるところだったが、それがきれいに解体されていた。広島勤務時代には通勤ルートでもあったところだが、時代の流れ、再開発計画の本格始動ということで整理されてしまったのは残念である。新たにマンションと複合商業施設が建つというが、北側の新幹線口前と同じように広島駅地区の活性化の切り札となるだろうか。

Dscn7263そんなところを大勢のカープファンに混じって歩き、マツダスタジアムに到着。この日は3塁側のS指定席を予約していた。引き替え窓口で受け取ったチケットの番号に従って席に向かうと、エリアの一番上の席(座席周囲のコンコースには一番近い段)で、設計上すぐ横に上段席を支えるコンクリート柱がくるということで、左は通路、右は柱という位置。これで隣の人を気にすることなく、ゆったりとした気分で観戦することができる。別にここをリクエストしたわけではないが、こういうところが当たるというのも素晴らしい。ちょうど試合を通して日陰になる一角であるし、もちろん雨が降っても大丈夫だ。風通しもいいし、居心地のいいところである(写真は、ちょっとレフト寄りに移動したところでのもの)。

Dscn7262 時間があるので最前列まで行き、バファローズの練習風景を眺める。連勝中とあってか、選手たちの表情にも余裕がうかがえる。

Dscn7252 Dscn7428 客席にはこんな応援ボードを出す人の姿も。そういえば、今季から打撃コーチとして加入した長内コーチは、元広島でクリーンアップも務めていた長距離打者。焼鳥屋の経営は大丈夫か・・・という疑問は置いておくとして、一癖ある打者の揃ったバファローズ打撃陣をよくぞここまで指導してくれているなという感じである。森脇監督、長内コーチというカープにゆかりのある人たちにとっては、年に一度の広島での試合は楽しみであろう。

Dscn7266 試合前にはビジョンでもさまざまな映像が流れるが、中でも面白かったのが「それ行けカープ」の画像。あの歌を小林克也、長州力、岸田繁(くるり)、宇治原史規(ロザン)、TEE、デーモン閣下、水田わさび(声優)、東ちづる(バットかついだスタイルが結構ガチ)、尾関高文(ザ・ギース)、堂珍嘉邦、杉原杏璃、風見しんご、徳井義実(チュートリアル)、長沼毅(生物学者)というお歴々がリレー形式で歌うのだが、「さすがカープファン」という方もいれば、「え、この人が?」という方もいるし、「あんたはどうせ営業でやったいるだけだろうし、カープファンを名乗ってほしくない」というヤツもいる。

Dscn7268 まあそれ以前に「あんた誰?」というのもいて・・・誰がどうというのは置いておくとして、やはり熱いファンの多さというのに感心する。そもそも、これだけ大勢応援してくれるし、奥田民生やアンガールズや有吉を「温存」しても、広島ゆかりの芸能人や有名人ということであればもっと多くの人に出演チャンスがある。特に今季はここまで「首位」だし。

・・・同じ首位でも、バファローズの「SKY」に乗せてパフォーマンスをしてくれる有名人は何人いるだろうか??

さて、ここまで長くなったので、肝心の試合の様子はまた稿を改めることとする・・・。

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