まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

北と南で相次ぐ列車事故

2014年06月23日 | ブログ
消費税の税率アップで値上げとなるものの、この夏も青春18きっぷの発売が決まっている。またサイコロ方式で行き先を決めるか、いやある程度は計画性を持って出かけるか。

そんな中で、この週末は相次いで列車事故が発生した。まずは本土最南端を行く指宿枕崎線。大雨の影響で線路に土砂が流れ込み、そこに観光列車「指宿のたまて箱」が乗り上げて乗客に負傷者が出た。

それとほぼ同じく、今度は木古内~江差が先月廃止となった江差線。正確には津軽海峡線の区間だったか、貨物列車が脱線。本州と北海道の連絡という面では、特急列車よりも貨物列車の運休のほうが打撃だろう。貨物列車の数少ない存在意義の中で大きなものが、津軽海峡を乗り換えなしでくぐることだし・・・。

事故の原因はこれから明らかになるところだが、指宿枕崎線のほうは自然災害でもあるし、観光列車が万が一廃車になる恐れがあったとしても、まだ仕方ない、諦めもつくかというところ。

しかし、木古内のほうはどうだろうか・・・。脱線の状態も激しいようだし、幸い旅客列車でなかったからいいものの、また「保線に問題がなかったか・・・?」と疑われるくらいだという。もしそこに原因の一つがあるのなら、これは北海道全体の問題だし、もう鉄道会社としての限界なのかなとも思う。

ここでJR北海道を非難しても意味はないと思うが、あれだけ問題があり、また構造的に経営がしんどいのであれば、東日本との合併・・・で悪ければ統合を考えても良いのではと思う。やはり、しんどい、無理しているところがあるのではと、端から見て思うところあるのだが・・・。

それはさておき、一日も早い復旧を祈りたい。

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