オーディオツアーに参加されたオーディオの大家F氏のお話を聞いてひっくり返りました。
なんと氏は、パーカーのライブを見たことがあるのです。
(エバンやメイシオじゃないですよチャーリーですよ!)
50年代に家族でニューヨークに行き、洒落者の父上が子供達を連れてライブハウスに行き、パーカーを見たそうです。
まだ子供だったけど、フレーズがきれいだった印象がはっきり残っているとのこと。
セッションに参加するジャズマンが列(きっと錚々たる人達だったに違いない)を為しており、皆やや暗い真面目な表情で演奏していたそうです。
ハッピージャムというより真剣な勝負の場だったのですね。
あとビル・パーキンスが千歳の米軍駐屯基地にいて、狸小路の盆祭りに楽隊員として参加していたそうです。
ウェストコーストジャズの名テナーが狸小路で吹いていたというのも驚きですね。
F氏はジャズが好きでたまらず、再生するための装置としてのオーディオの道に入りそのまま突っ走ってきたという。
うらやましい人生!!
パーカーと地続きな時間感覚。
パーカーを見たというのも凄いけど、その熱気を肌で感じていたんですね。その感動が嵩じてオーディオの世界へ、というのは納得です。
ビル・パーキンス@狸小路、どんな音がしていたんでしょか?
日野皓正@サン・デパートにかろうじて間に合った私には羨ましい限りです。
ブログ主も阿部薫@アイラーという時代ですもんね。そこからず~っっと繋がっている。
ところで、11月4日、久しぶりにジェリコでライブします。今度は強力なピアニストと気持ちの通じたトランぺッターをメンバーに加えてのnewSJ5のデビューです。かなりフリー度の高い演奏になりそうですが、お時間があれば是非聴きに来て下さい。
「おらよう、エルビン観たことあるんだぜ」一生自慢しよう。
っていうのを見て、うれしくなったね。
おいらも、エルビン観たんだぜ(茨城で)。
羨ましがられるまで長生きするか・・・。
札幌にいるというお話はご存知でした。
ウチの店にも5、6年前に老齢の方で生を聴いたという方が来店されて、よういち氏は「それがほんとなら3人目だ!」(一人目は瀬川昌久氏)とおっしゃってました。一度っきりしかいらしてませんけど札幌の方と同一人物ではありませんよね? まさかねあんな店にね。何が悲しくて。
その時、まあ年代的にはあり得るなあと簡単に流してしまったのですが、そんな珍しい存在ならしっかり捕獲して話を詳しく聞いとくべきでした
周囲は皆呆れています・・
パーカーの件は問題ないと思います。
研究家の方のインタビューにも応じてくれると思います。
F師匠はジム・ホールの家にも行った事があると言ってました。