カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

断絶の溝は深い

2009-09-21 | 時事
遺体はクレヨンしんちゃんの作者

 僕が普段見聞きするニュースはあくまでここまでの情報。しかしお休みなのでのんびりテレビを見ていると、朝ってバラエティが放送されている。
 まず驚いたのは、街頭インタビューでまちの住民からコメントを集めていて、「春日部にとっては悲しいニュース」というような情報で固めていたこと。そういう視点なのか、クレヨンしんちゃんの原作者って。
 登山道の現場で絶景ポイントであり、危険である状況もルポ。それを見たスタジオのタレントのコメントが「そんなに危ないのに柵が無いの?」というもの。レポートしたニュースの解説者が「逆にあまりにも危険なので(危険と明らかなため、人が近づかないという意味だろう)柵が無い」とまともなことを言うのに、「でも…」と納得いかない様子だった。そのくせこれだけの有名人なのだから自殺じゃないか、などとも推測発言もするのだった。
 こういうのは見なければいいと割り切る必要があることはよく分かるが、それは単に僕個人のニーズということに過ぎない。よく考えてみると、このようなコメントの流れを必要としている番組であるということなのだろうとやっと理解した。これは個人の資質なのではなく、コメンテーターの演技力なのだ。つまり番組が求めている事件の方向性なのだ。
 なるほどねえ、とほんのちょっとだけ感心し、しかしやはり見るのは止めた。付き合ってられない。
 最近は多くのニュースはネットで見るようになったけれど、もうテレビには戻れないかもしれないなあ、と感じる。テレビを見ているのはおそらく子供と老人だろうけど、僕らの世代との断絶は相当深いものがあるということだろう。少なくともこういうものに付き合えるだけの忍耐力が、おそらく僕には足りない。
 せっかくの休みだからやっぱりネットでのんびりしよう。テレビの前のソファーの方が座り心地はいいのだけれど、苦痛に耐えながら番組を見るより、速度がおそいながらも好きなブログを探して閲覧している方が数段楽しい。選択できる自由を獲得した者にとって、不自由はやはり耐えられない拷問なのである。
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弁当の間仕切りを変えるともたとえられている通り

2009-09-20 | 時事
 さて、今回出張してみての成果というと、やはり考え方の整理ができたことが一番なのだが、非常に当然のことを言うと、すでに財源はきれいに使われてしまった後なので、そう簡単に来年度予算から劇的な変化が起こりうるはずは無いということであった。しかし成果が無いということになると、それなりに困ることにもなるので、自己負担と日割り計算はとりあえず消える(他の業界のことはよく聞こえなかった)。これで400億のつじつまは合う。本当に抜本的な変化の現れる予算組みは、23年度からということになりそうで、来年の夏前くらいが、事実上大荒れの天気となるでしょう。しかしそれまでは、自民党政権下の政策は事実上推進されるか、またはある程度の完了を急ぐ必要(中途だと却って整理が大変だから。ということは、計画されているものの移行中止になるということには、とりあえずならない。補正予算は別)が出てきて、この火種をもって業界が火の玉になることは必至である。浪花節だけは勘弁してほしいという以外は、僕は傍観する。
 早急の財源論で槍玉にあがるだろうものは、たぶんまた煙草と酒ということになりそうである。しかしこれは健康のためではないので、たとえば煙草一箱千円にすると圧倒的にやめる人が増えてしまって元も子もない。ワンコインで買えない程度という落としどころの議論がなされるということ(600円なのか800円なのかは知らない)になるだろう。酒の方はアルコール度数での課税の整理がされることになるのだろうけれど、日本の場合諸外国と違って酒税はねじれにねじれていて、一番庶民的なビール系の税金がもともと一番高くなっている。整理されることによって却って税収が伸びないというジレンマがあり、自民政権下でも断念した経緯を覚えている人もいるだろう。
 結局介護保険料の徴収年齢の引き下げと消費税議論が再燃して、官僚がますます力を発揮する危険も十分にはらんでいる。しかし、これは国民的な同意が極めて難しいということはご承知のとおり。
 二年くらいの猶予の間、あらたな税金系の財源論を封印して、本当に埋蔵金を掘り当てる必要があるわけで、これはまた、面白いことになりますね。埋蔵金というたとえは分かりやすいようで極めて不明瞭な概念なのであって、もともと不必要なら予算組みされることの無い計画の中から、無駄だというレッテルを貼るという区分整理をやる必要がある。これを小泉政権下では聖域無き構造改革と言ったわけで、そもそも小泉改革を否定しているままで小泉改革の補完をやらざるを得ないということに過ぎないのである。
 まあしかし、実際には日本のおかれている立場というのは、そういう改革なしに将来が無いという崖っぷちの正念場なのである。国民資産が膨大なおかげで、なんとなく破綻を免れているというほんの一時期にあるというに過ぎない。破綻がいつかというカウントダウンは確実に始まっているわけで、それが10年以内なのではないかという懸念がかなり強くなったと考えている人が多くなって来たようだ(ほとんどの人がそう思えば、というか気づけば、一気にそれは始まる)。僕が生きている間に、本当に面白い(といえるかどうかは実は心もとないが)時代に遭遇してしまったものだという感慨が深い季節である。
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愚痴はわかるけど

2009-09-19 | 時事
お役所でバイトして分かったこと

 正にブラックジョークですね。役所に所属する人間を代弁する声でもありそうです。

 しかしながら、住民はそういう仕事(不正のない)を望んでいるわけでもないというのが、もっと正確なところなんだろうと思います。不正を働いたら、上司がすっぱりと処罰する。おそらくそれができるということだけで、そんな仕事は減るのだろうと思います。
 誰がしたのかわからない。わかっているだろうに隠してしまう。そういうことにウンザリして透明性を訴えているであって、それを盾にして、さらにそういう仕事を増やしていることにもっと不信を募らせているのです。切手をごまかすことを容認したいわけではなくて、無責任に仕事をしている(ように見える)ことを是正してほしいだけです。
 じゃあどうしたらいいの?
 そういう風に思う役人がいるとしたら、その時点で考え方が間違っているということに気付くべきです。支持がなければ間違っている。自分で信じるに足る仕事ができれば、文句を言う人が減るでしょう(ゼロにはならない)。それは、民間が常に考えている、仕事に対する姿勢なのだと思います。
 民間では、支持がなければ売れなくなるというわかりやすさがあります。厳しいけれど、案外お役所よりしあわせな世界なのかもしれませんね。
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不機嫌らしい

2009-09-19 | 散歩
 帰ってきました。
 流石にネット環境が戻ってきて、閲覧が忙しいなあなんて悠長なことやってたら時間がもったいないし、長期に留守してたんで、付箋紙の片づけ仕事もろもろいろんなものが溜まっていて、そして連絡網回したら、すでに相手が休みだったりして、まったく頭抱えております。でも、携帯でごそごそ文字書くより、格段のスピードでキーボード叩けるってだけでもかなりしあわせですけど…。
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 写真は六角堂裏の白鳥。ビルの谷間に優雅な…、と思っていたら。
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 ご機嫌は悪いようであります。近づかないようにしましょう。
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ぶらぶらしてます

2009-09-18 | 散歩
以前は立場上毎年来ていた京都だけど、あんがいというかぜんぜん京都のこと知らなかったという思いをした。古本屋が多かったり、観光用でもなさそうな個人商店がそれなりに営業してたり、なかなかいいまちであります。でも、先斗町で呼び込みの店があったりして、ちょっとびっくりもしました。時代なんでしょうかね。
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天気予報みたいな話ばかり

2009-09-18 | 時事
京都でお勉強中です。あらためて、今回の選挙結果は、革命的だったようですね。皆さん右往左往しております。結局早く安心したいという事かもしれませんね。合掌。
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過去のあやまち

2009-09-17 | 雑記
連日会議。様々な人達が声高に今までの改革の行き過ぎということをいう。でもその前に退場すべきはそんなことを言っているほとんどの人達だという事の方が僕には明らかなように見える。ゾンビの復活具合が生々しくなっていて、なんだかなあといった風景なのでした。将来はかぎりなく暗いようですね。残念ながら…。
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朝から秋空

2009-09-16 | 散歩
 流石に朝夕は気温が下がって、外に出たすぐには少し寒い感じがする。玄関から杏月ちゃんが全速力で外に飛び出すわけだが、門のところで足踏みするときに鼻を鳴らす音が、幾分外気との寒さのためにくしゃみをしているように聞こえる。いや、そう感じるのは僕の気分のせいだろうけれど、寒い方が犬にとっては気合いが入りなおすというか、嬉しそうな雰囲気も感じるのであった。
 朝はいつの間にかまだ暗い状態になっていて、坂道を下る先から僕らの姿を確認して驚くおばさんなんかとすれ違ったりする。だいたいが寂しい路地なんかを選んで歩いているので、相手だって誰かとすれ違うなんて想定していないのだ。杏月ちゃんは比較的黒い犬なので、小さい物体が動くと驚かせてしまうのだろう。
 しかしながら空はぼんやり明るくなっていて、地上の暗さとのコントラストが鮮やかだ。田んぼの畦では狂ったようにサギだか何だかの鳥がギーギー鳴いて、うるさくて仕方がない。山裾の靄が浮いたように流れている。まだ、寝静まっているだろう家々のたたずまいが、なんだか不思議な感じさえする。もう既に地球は目覚めているのに…。
 朝の交通整理のために坂道を下ってくる老人会のおじさんが
「すっかり空が高くなりましたね」
と挨拶してきた。そうか秋は空が高いのか、と思ったのであった。
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倒産ってこともあるわけか

2009-09-15 | 時事
 連日会議の日々。
 僕ら業界人にとっては政局にもろに左右されるわけで、もっぱら政治談議を始める御仁が必ずいる。しばし議題が空転して政治談議。いや、むしろそちらの方が盛り上がる感じ。まあ、別段内容があるわけでもないし、時間つぶしにはいいのかもしれません。
 ある爺さんは確信をもって「今の政権は12月までしかもたない」と断言されておりました。世の中には、そうあって欲しい人たちもいるということです。

 しかしながらこんなニュースも。
「貸し剥がし倒産」の危機
 うーん。これは倒産して再構築以外に道がなさそうですね。まだまだこの先どうなりますことやら…。
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暗喩というか直喩なんでしょうね

2009-09-15 | 音楽
 朝から杏月ちゃんと散歩してたら、いきなり思いだした。
"68 Guns" by The Alarm

 しかし、アラームってこの曲しか知らないな。それなりに流行ったような気もするけど、どうしてもこれしか思い出せない。もっととがったような印象があったけど、今聞くと演歌っぽい歌謡曲みたいなぬるさですね。この人たちもきっといい子なんだろうという感じがします。

 そして、まったく関係ないっちゃ関係ないんですが、GUNつながりではこの名曲を口直しに。
The Clash - Tommy Gun

 なんか、かわいいなあ。
年を取るとロックってまったく違った感じで聞けるものなんですね。老人になるのが今から楽しみです。

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どれだけ崩せますことか

2009-09-14 | 時事
メモ的に気になった記事。

「独法」見直し、「埋蔵金」回収、難航も
窓口いつもガラガラ、雇用開発協会

 しかしこうなると、ある程度間違うこともあるということも織り込み済みで実行するよりないとも思う。そりゃ抵抗しますよ。彼らにとっては死活問題なんですから。家族だっているでしょうしね。
 しかし、日本の官僚が本当に優秀であるなら、民間企業がどうしても欲しいと言って引っこ抜きますって。だからそういうのであれば天下りでなくて、普通に転職なんでしょうけどね。本人よりその人についている紐のほうが必要なら、たとえ民間でも天下りだということです。
 ほとんど戦争という感じで、これからも熾烈な駆け引きが展開されるのだろうと思われます。報道の方も、どちらが正しいのかという基軸なしに垂れ流すと、ただの応戦模様を面白おかしくした不毛な戦いの演出にすぎなくなるのではないかと思われます。実際にどれだけ変わったか、その一点のみが勝敗表にすぎないのでしょう。
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ウラなのかどうかは怪しいけれど

2009-09-14 | culture
ウラ県民性診断
 遊びですが…。
 ちなみに僕の場合は埼玉県民ということになりました。相性がいいのは群馬の女性らしい。どちらもぜんぜんなじみがないのでピンときませんね。
 しかし僕自身も長崎県民という特性はないという自覚はあります。長崎って別の場所って感じがしますからね。おくんちだとかぜんぜん燃えないし。ただ、ラーメンよりちゃんぽんという嗜好性はありますが。かといって佐世保でもないし南高でもない。五島は違うし…。そもそも長崎って多様ではあるにせよ、そのいづれにも該当しないという不思議な浮遊感ではあります。そして地元の大村も、好きではあるけどなんか違うんですよね。いわゆる保守性が合わないと強く感じます。そしてなんとなくいまだに仲間に入れてもらえてないような疎外感と孤独を常に感じてきました。それでいいと言えばいいんですけどね。住んでいていいところなんで、何にも文句はありません。これからも将来性がなくてもいいので、特に発展しないでほしいものです。
 まあそういうことなんですが、そもそも県民性ってなんだろうなあと改めて思いますね。僕は違うにしろ、そういうものを求めているという人間の欲求のようなものがあるような気がして、面白いものだとは思います。
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資質がどうだとは誰に問うべきか

2009-09-12 | 時事
田中美絵子議員は、堂々とエロスを礼賛してほしい

 僕もまったくといっていいほど同意見。むしろ乳首がどうだという記事を(写真つきで)書いている記者の方が下劣で卑怯者だと思う。
 僕はフェミニストではないが、プロレスラーだって議員になっているわけで、むしろ彼らも公平に写真つきで報道すべきなんじゃないかとも思う。
 しかし、いろいろ出てくる過去のことを思うと、むしろ国会議員としてふさわしい人なのではないかという思いも強くなっている。このような社会的な虐待に負けずに、ぜひ将来は大臣になってほしいものだ。また、彼女が大臣になれるような国になってほしいとも思うのだった。
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いたちごっこだとしても

2009-09-12 | 時事
新型インフルのワクチン、成人は少量接種で効果十分

 現在もすでに十分流行ということらしいけど、実のところ年末あたりからが実際の本番という感じだろう。その前に備えることが可能である可能性が高くなったということで、対応しだいでは、ヒステリーは少しは治まるのではないだろうか。
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デス・ブログの人

2009-09-11 | HORROR
 東原亜希伝説というものがあるらしい。誰が東原亜希なのかというと、この宣伝の人なんだそうだ。
貴方よりも大切...

 まあ、かわいい子ではありますね。

 しかしこの子のブログはデス・ブログと呼ばれているらしいのである。デス・ノートのようなものですね。
東原亜希伝説
 細木数子がいつの間にか居なくなったのはこの子の所為だったとは…。スゴイ。

 ちなみに職場のゴミ捨て場にも細木数子の本が捨てられていた。

 人の世というのは無常である。
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