Zebraman y Zebramedic
ゼブラーマン/三池崇史監督
観る人を選ぶ映画だとは思うが、面白い映画だった。ある意味でアンチヒーローものでありながら(馬鹿にしながら愛している)、実にまっとうにヒーローとしてのカタルシスがある。いろいろとわざと突っ込めるところを雑に残していながら、かえって夢の世界に没頭してく感覚になる。
哀川翔の記念すべき100本目の主演映画らしいが、彼はこの映画で見事日本アカデミー賞の主演優秀男優賞を受けたという。実はこんな映画で「ホンマかいな」と信じがたい気がする印象だが、正直に言うと僕はいい演技だとは思ったのだから、日本アカデミーはまともだったのだろう(何で僕が上から目線で認めるのだろう)。というか、実はこの監督はあえてこういう作風で狙ったということでもあるのだろうし、それを分かるだけの実力が、まわりを認めさせたということなんだろうと思う。分からない人には分からない状況だとは思うが、それだけ良くできた映画だということは、観る人によってはよく分かるはずだ。しかしそれでも、日本は変わった国である。
この映画は一部の子供たちはもちろん喜ぶとは思うものの、実に大人のための娯楽作である。デートで観て一緒に楽しんでくれるような奇特な彼女を得た人なら、勇気を持ってプロポーズすべきだろう。おそらく答えはイエスであるはずだ(責任は持てない)。
この映画は2010年に続編がつくられるらしい。なかなか憎いと見終わった人だけは思うことだろう。
ゼブラーマン/三池崇史監督
観る人を選ぶ映画だとは思うが、面白い映画だった。ある意味でアンチヒーローものでありながら(馬鹿にしながら愛している)、実にまっとうにヒーローとしてのカタルシスがある。いろいろとわざと突っ込めるところを雑に残していながら、かえって夢の世界に没頭してく感覚になる。
哀川翔の記念すべき100本目の主演映画らしいが、彼はこの映画で見事日本アカデミー賞の主演優秀男優賞を受けたという。実はこんな映画で「ホンマかいな」と信じがたい気がする印象だが、正直に言うと僕はいい演技だとは思ったのだから、日本アカデミーはまともだったのだろう(何で僕が上から目線で認めるのだろう)。というか、実はこの監督はあえてこういう作風で狙ったということでもあるのだろうし、それを分かるだけの実力が、まわりを認めさせたということなんだろうと思う。分からない人には分からない状況だとは思うが、それだけ良くできた映画だということは、観る人によってはよく分かるはずだ。しかしそれでも、日本は変わった国である。
この映画は一部の子供たちはもちろん喜ぶとは思うものの、実に大人のための娯楽作である。デートで観て一緒に楽しんでくれるような奇特な彼女を得た人なら、勇気を持ってプロポーズすべきだろう。おそらく答えはイエスであるはずだ(責任は持てない)。
この映画は2010年に続編がつくられるらしい。なかなか憎いと見終わった人だけは思うことだろう。