カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

最後の京都会議

2007-01-22 | 雑記
 恐らく(というか、確実に)最後の参加となる京都会議へ行ってきた。これは所属している青年会議所でこれからたびたび話にあがることなので詳細は省略。確か6、7回目ぐらいの参加なのだが、恥ずかしながらセミナーを見たのは初めて。会議場前の庭園は50周ぐらいはしたことがある(暇つぶしに)くせに、まことにあいすいません。そうではあったけれど、かなり爆睡してしまったので、自慢もできません。一部聞いていた内容をどこかで報告いたします。

 翌日は寝坊して、メシ食ってシャワーを浴びて本を読んでゆっくりしていたのだが、ホテルに残っているのは僕とAソウ君だけだという。昨夜はみんなあんまり京都に戻るそぶりを見せていなかったので騙された。というか、携帯電話には着信履歴のあらしが残っている。気づかぬ方がどうかしているのだろう。
 残ったAソウ君にも事情があって、伏見に病気で入院しておられるおじさんの見舞いに行くとのことである。じゃあ京都駅までは一緒だね、ということで移動を始める。
 さて京都駅に着いたのだが、もう式典は終わって写真撮影も終わったとのこと、国際会議場に行く理由が無くなった。僕を待たせるのも気が引ける。仕方ないので行き先が決まってから合流しよう、ということになる。
 Aソウ君は駅から近鉄に乗り換えだというので、乗り場までついていく。別にたいした土地勘は無いが、京都には10回は来ているはずである。伏見には行ったことはないけれど伏見工業の山口監督は泣き虫だということは知っている。ついでだからついていこうという気になった。
 正確にいうと桃山御陵駅のそばに病院があるらしい。鈍行じゃないと停まらないようだ。一人だと暇がいるだろう。少なくとも話し相手にはなるだろう。もちろんほとんど僕が話すことになるのだろうが…。
 悪いからついてこないでもいいとAソウ君は言うけれど、僕は寅次郎のファンである。寅さんなら見舞いに行くべきだというだろう。
 何作目だったか忘れたが、寅次郎は世話になった女将の旦那が死んだと聞いて墓参りを思い立つ。横で満男が「電車の時間に遅れるよ」というと「お前は学校に行っても大切なことは何も分かっていない(大意)」と怒る。僕だって寅さんには怒られたくない。ついていかなくてはならないのである。
 桃山御陵駅からそれなりに歩いて病院にたどり着いた。見知らぬ僕がいたらおじさんも驚くだろうから、待合の椅子で待つ。たいした時間ではなかったが、無事面会は済んだという。少し話ができてよかったとAソウ君も言っている。僕もそれはよかったと思う。
 そういうわけで、京都に来たが、初めて寺に行かなかった。前の日に平安神宮、この日も駅のそばの何とか言う神社にはついでに行ったけれど、寺ではない。仲間と合流したのは東寺だったが、中には入っていない。一味違った京都会議だったのである。

 そのあとみんなと合流して飯を食ったのだが、のぼっちゃんはご飯3杯あっという間に食ってしまった。前の日に肉まんを十ッ個食う話などもしていたようだが、たくさん食う人が身近にいるのはなんだか楽しいものだと思った。高校の頃にカレーの鍋にご飯を入れて食う友人がいたが、懐かしい思い出だ。あいつはいまだに生きているのだろうか。

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