映画の方も紹介しておく。時間のある人はご参考にどうぞ。
お勧めでないものはお勧めでないなりに楽しいこともあるので、見識を広めるという意味では面白くないものを知ることも必要なのではないかと僕は考えております。いいものばかりを観るからいい人間になれるという訳でもありませんしね。ああ、僕は何を言っているんだろう。
潜水服は蝶の夢を見る/ジュリアン・シュナー=ベル監督
脳梗塞で全身が動かなくなったらどうなるか、という世界。これって実話です。
瞼のまばたきで単語をつづって意志を伝えるしかない世界。しかしそれでいて豊潤なものが表現できるということ。
関係ないけど、車の運転中にこうなると怖いと思いました。
ヘルボーイ/ギレルモ・デル・トロ監督
実にハードボイルドのカッコよさ。赤くて悲しくて、映像がきれい。
しかし今の日本だと、真っ先に仕分けられる世界なのかもしれませんね。
ウォッチマン/ザック・スナイダー監督
これもアメコミものの映画化の傑作。ハードボイルド決め過ぎ正義ものだけど、やっぱり面白い。アメリカ版「20世紀少年(青年)」ということでしょう。
兵隊やくざ/増村保造監督
すなおに勝新太郎ってやっぱりいいですね。映画としても凄く面白い傑作だと思います。カタルシスもあるので新年にいいんじゃないでしょうか。
暴力脱走/スチュアート・ローゼンバーグ監督
純粋さとは何か。ポール・ニューマンが死んでの追悼に町山さんが紹介していた映画。子供の頃に観たような記憶がありました。改めて観ると、卵を50個食うので喜んだり、洗車の女の見方などに、妙に刑務所体験のリアルを感じたのでありました。合掌。
未来惑星ザルドス/ジョン・ブアマン監督
これはぜんぜんお勧めでは無くて、実に変な映画を観たという感動を味わったメモ。ショーン・コネリーは、おそらくこの過去を封印したいはずなのではないだろうか。
太陽/アレクサンドル・ソクーロフ監督
イッセー尾形の芸人魂を観ることができる。愛と天皇という側面だと思うけど、やはり日本ではこの程度でもタブーなのかもしれないですね。天皇は人間であっても嬉しいのだろうか。
今宵、フィッツジェラルド劇場で/ロバート・アルトマン監督
群像劇の完成形という感じ。普通にコンサートを楽しんで、映画も満足という感じ。
子猫をお願い/チョン・ジェウン監督
現代における貧乏ってなんだろうな、ということを韓国の若者風俗から学ぶ。警察の対応だけはよく分からん世界ではあるけど、若い人と貧乏の切なさは上手く描けているのではないだろうか。しかし、猫を預けるのはどうかとは思うぞ。
ラスト・キング・オブ・スコットランド/ケヴィン・マクドナルド監督
ウガンダのアミン大統領とその交流があったとされる白人医師との物語。独裁政権の恐怖と脆弱さを表現している。ちょっと(というか、大変に)痛そうですけど…。
ホットファズ/エドガー・ライト監督
英国のテンポのいいアクション映画。意外性の傑作かも。銃撃戦が見もの。ノーテンキにお楽しみください。
神に選ばれし最強の男/ヴぇルナー・ハルツオーク監督
基本的には「サムソンとデリラ」ですね。「ユダヤ人であること。欺瞞を通して生きることと、正直であるということ」と、観終わった僕はメモを残している。
イースタン・プロミス/デービット・クローネンバーグ監督
雰囲気もいいし、しっかりとしたバイオレンスもいい。しかしロシヤ社会もマフィアがあるんですね(当たり前か)。
プレッジ/ショーン・ペン監督
ジャック・ニコルソン渾身の演技かな。執念というのか狂気というのか。なんでこんなになっちゃうの、と思いはするけどそうなっちゃうんでしょう。
ブラックブック/ポール・バーホーベン監督
どんでん返しを含めて面白い娯楽作として徹底している。漫画的な人間描写だけど、それはそれで面白い。ゆだねるように楽しむ映画だろう。
善き人のためのソナタ/フロリアン・ヘンケルス・フォン・ドナースマルク監督
監視社会の恐ろしさが見事に描かれている。面白いというか、これが官僚社会の行く末だということを知っておくのはいいと思う。
お勧めでないものはお勧めでないなりに楽しいこともあるので、見識を広めるという意味では面白くないものを知ることも必要なのではないかと僕は考えております。いいものばかりを観るからいい人間になれるという訳でもありませんしね。ああ、僕は何を言っているんだろう。
潜水服は蝶の夢を見る/ジュリアン・シュナー=ベル監督
脳梗塞で全身が動かなくなったらどうなるか、という世界。これって実話です。
瞼のまばたきで単語をつづって意志を伝えるしかない世界。しかしそれでいて豊潤なものが表現できるということ。
関係ないけど、車の運転中にこうなると怖いと思いました。
ヘルボーイ/ギレルモ・デル・トロ監督
実にハードボイルドのカッコよさ。赤くて悲しくて、映像がきれい。
しかし今の日本だと、真っ先に仕分けられる世界なのかもしれませんね。
ウォッチマン/ザック・スナイダー監督
これもアメコミものの映画化の傑作。ハードボイルド決め過ぎ正義ものだけど、やっぱり面白い。アメリカ版「20世紀少年(青年)」ということでしょう。
兵隊やくざ/増村保造監督
すなおに勝新太郎ってやっぱりいいですね。映画としても凄く面白い傑作だと思います。カタルシスもあるので新年にいいんじゃないでしょうか。
暴力脱走/スチュアート・ローゼンバーグ監督
純粋さとは何か。ポール・ニューマンが死んでの追悼に町山さんが紹介していた映画。子供の頃に観たような記憶がありました。改めて観ると、卵を50個食うので喜んだり、洗車の女の見方などに、妙に刑務所体験のリアルを感じたのでありました。合掌。
未来惑星ザルドス/ジョン・ブアマン監督
これはぜんぜんお勧めでは無くて、実に変な映画を観たという感動を味わったメモ。ショーン・コネリーは、おそらくこの過去を封印したいはずなのではないだろうか。
太陽/アレクサンドル・ソクーロフ監督
イッセー尾形の芸人魂を観ることができる。愛と天皇という側面だと思うけど、やはり日本ではこの程度でもタブーなのかもしれないですね。天皇は人間であっても嬉しいのだろうか。
今宵、フィッツジェラルド劇場で/ロバート・アルトマン監督
群像劇の完成形という感じ。普通にコンサートを楽しんで、映画も満足という感じ。
子猫をお願い/チョン・ジェウン監督
現代における貧乏ってなんだろうな、ということを韓国の若者風俗から学ぶ。警察の対応だけはよく分からん世界ではあるけど、若い人と貧乏の切なさは上手く描けているのではないだろうか。しかし、猫を預けるのはどうかとは思うぞ。
ラスト・キング・オブ・スコットランド/ケヴィン・マクドナルド監督
ウガンダのアミン大統領とその交流があったとされる白人医師との物語。独裁政権の恐怖と脆弱さを表現している。ちょっと(というか、大変に)痛そうですけど…。
ホットファズ/エドガー・ライト監督
英国のテンポのいいアクション映画。意外性の傑作かも。銃撃戦が見もの。ノーテンキにお楽しみください。
神に選ばれし最強の男/ヴぇルナー・ハルツオーク監督
基本的には「サムソンとデリラ」ですね。「ユダヤ人であること。欺瞞を通して生きることと、正直であるということ」と、観終わった僕はメモを残している。
イースタン・プロミス/デービット・クローネンバーグ監督
雰囲気もいいし、しっかりとしたバイオレンスもいい。しかしロシヤ社会もマフィアがあるんですね(当たり前か)。
プレッジ/ショーン・ペン監督
ジャック・ニコルソン渾身の演技かな。執念というのか狂気というのか。なんでこんなになっちゃうの、と思いはするけどそうなっちゃうんでしょう。
ブラックブック/ポール・バーホーベン監督
どんでん返しを含めて面白い娯楽作として徹底している。漫画的な人間描写だけど、それはそれで面白い。ゆだねるように楽しむ映画だろう。
善き人のためのソナタ/フロリアン・ヘンケルス・フォン・ドナースマルク監督
監視社会の恐ろしさが見事に描かれている。面白いというか、これが官僚社会の行く末だということを知っておくのはいいと思う。