カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

Born to run

2018-12-05 | 境界線

 ドラマと映画の東京タワーを見ていて感じたのは、自堕落な生活は良いとしても、どうしてまあ、無意味な借金を繰り返すのだろう、という思いだった。親のすねをかじって遊んで廻るのもけしからんと言えばそうだけれど、まあ、多少は仕方ない面はある。親元離れて羽目を外してしまうことは、普通にあることだ。ましてや学生時代というものは、今から考えてみるとまだまだ子供である。分別がつかないというのも、そういう能力が無いというのも、なんとなく理解されることかもしれない。
 ところがそういう中にあって、どうして借金までしてしまえるのだろうか。結果的に生活に困るというのは当然だろうけど、困ったらそのまま困るより無いのではないか。方々から借りられるだけ借りて、踏み倒せるという算段なのだろうか。結局は親の収入に転嫁されるだけのことであって、もう貸してくれない状況だったとしても、直接借りられたら利息の分まで含めて、多くの金を使えたことだろう。そういうのが分からないのが若者だとしても、そういう踏み外し方まで覚える必要はないだろう。
 借金自体そのものが必ずしも悪いものでは無いとも思う。家や車のローンなど、要するに現在の生活に直結して、投資的に借りられるものならまったく意味が違う。それも失敗するリスクはあろうし、そういうことがダメな人もいるにはいるだろうが、少なくとも足りなくなったから借りる借金とは別のものなのではないか。
 とはいえ個人的には実は多額の債務者である。たぶん返せるだろうとは考えているから借りた訳だが、本当に先のことなど分かるものでは無い。返せない窮地に陥らないよう、もうひた走るより無いのである。
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