カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

あの財布は戻ったか

2024-04-30 | つぶやき

 先日つれあいの買い物にスーパーについていった。買い物が済んでカートを返しているときに、つれあいが何かを掴んで店の中に戻っていく。そうして何やら店員さんと話をして帰ってきた。前の人が返したカートの上に、大きな財布(おそらくカード各種も納められるやつだろうということだった)が乗ったままになっていたのだそうだ。店外に出たすぐには違いなかろうが、そのままだと危なそうだし、店員さんに預ける方が良いと判断したようだ。間違いなく気づいていないから買い物を終えて車に戻ったはずで、その後失くしたことをどこで気づくかだ。家に帰りついてからになるか、途中で気づくか、それは分からない。確実に慌てるだろうし、果たして買い物カートに置き忘れたとわかるのだろうか。
 しかしながら財布に何が入っていたか正確には知らないが、確実に自分の取った行動を紐解いて、失くした場所を探し回るはずである。冷静になって考える人なのか、慌てふためいてパニックになる人なのか、それは分からない。いや、失くしたことを知った時点で、少なからぬ動転をするものと思われる。それでも探すことをあきらめるとは考えにくい。買い物をした時に財布は使われたはずで、落とした可能性もあるとは考えるだろうけど、いちおうスーパーに問い合わせる行動にまで、行きつくことにはなるのではないか。それまで事故に遭わずに行動してほしいものであるが……。
 僕自身は財布を無くすような経験はあんまりないとは思うのだが、財布でなくともものを失くすとか、置き忘れるということはあるものである。そのまま返ってこないことがほとんどだが、まったく返ってこなかったという事でもない。日本は落とし物などが見つかる国だともいわれているが、友人などが財布を落としたりするときに、戻ってきたことはほぼ無かったように記憶する。日本人のほとんどは、高価なものならそのまま取ってしまうのだろうと思う。自分に関係ないものなら、届けてくれる場合もあろうが。
 僕はあちこち散歩して歩いて回るので、いろんなものを拾う機会がある。もちろん財布も何度も拾ったことがある。中身が入っていたことは無いから、中身を抜いた後に捨てられたものであろう。だいぶ前に運転免許証が入っているものを拾って、何やら電話番号も書かれてあるものがあって電話したら、呼び出された上に、お前は誰だと住所から何から取り調べのようなことを受けて脅されたことがあって(だいぶ前に失くしたもので、僕がこれを取った可能性を疑ってやったらしい)、それで懲りて届けるのをやめた。というか、道に落ちている財布をみても、拾わないだろう。店やホテルなどで財布を拾ったことも何度かあるが、その場合だけは例外的に店側に届ける。身分は明かさないでいいからである。警察なら行かないと思う。
 さて今回はどうなったか。顛末は分かりようがない。もちろん戻っていると、信じているのだけど。
コメント (2)
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