カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

鬱陶しい日

2007-06-25 | 雑記
 セミナーから帰って、息子の卓球の試合に行こうと思っていたが、特に行かなくてもいいとのこと(特に理由を秘す)。それで、つれあいと買物に行く。風が強かったのか、駐車場にたくさんの葉っぱが散らばっていた。それでも街路樹は落葉樹がいいと個人的には思う。手入れが大変な方が、気を使っていいのではないか。
天気も霧のような雨が続く。ときおり激しくも降ったりする。梅雨なんだから降っていいけれど、いわゆる梅雨の雨とは違う気もする。しとしとボツボツ感が足りない。
 空梅雨だと気象庁に文句をいう人がいると聞く。そういうことをいう人は、天気が気象庁の都合で変わると思っているのだろうか。海外の事情はよく知らないけれど、天気予報に文句をいう人がよその国にもいるのだろうか。予想という商売に保障なども必要になるのだろうか。難しい問題のような気もするし、今後リスキーな展開になるような気がしないでも無い。
 天気のせいもあろうが、雨の日にはスーパーなどは少し寒すぎる。とても長時間食品を選らんでいられない。食べ物の鮮度のためにはいいことかもしれないが、人間の忍耐にはつらいものがある。買物のためには今の時期でも長袖を準備する必要がありそうだ。
 車の中でもエアコンをつけると寒い。しかし消すとむし暑くも感じる。窓は開けられないし、程よい調整がむつかしい。この時期はいろいろと中途半端にむつかしいことが多くなるような気がする。予想がつけづらく、変更も余儀なくされる。仕方ないといえばそうだけれど、気分が乗らないのはそういうせいもあるようだ。鬱陶しいという気分の代表的な時期なのだろう。
 雨の中少し歩いてみる。確かに少し風が舞っていて、傘を持ちづらい。
 ある店に入ろうとして入り口の傘立ての前に行くと、何故か人だかりがしている。みんなタバコを吸う人のようだ。マナーがよくなったというか大変だというか、しかし店内に入りにくいのは営業妨害ではないか。
 ピアスの若いお兄さんと少し触れるぐらいぶつかると、ものすごく丁寧にお詫びされた。そのギャップというか、アンバランスに妙に可笑しみも感じ、僕も丁寧な態度で接してしまった。人は見かけによらないということをいいたいわけではない。ある一方の立場になると身構えているのではないかと思ったのだ。この場合通路でタバコを吸って迷惑をかけているのかもしれないという後ろめたさだろうか。自覚があると自然に行動ができる。立場がはっきりしないので、態度もはっきりしなくなるのではないか。
 消費者はいつの間にか社会的強者になりすぎているような気がする。もっと弱者になればいいという意味ではないが、ふるまいとしてもう少し違う態度を開発できないものだろうか。
 どこかの食肉業者の肉は詐欺ではあったのだろうが、食ってみるとちゃんと牛肉の味がするのだという。騙されて食う分にはそんなに問題があったのか。それだけ安かったのだろうし、買ったほうにも後ろめたさは無いのだろうか。言っちゃ悪いが、たまたま見つかったのだろうと思う。業界はどのように裏で対応しているのか。そういうものは、やはり目に見えない形なのであろう。最初から牛肉味のブタとして売ると、やはり売れはしないのかもしれない。しかし無理をしてでも安くないといけないと要求している圧力もあったのだろう。魔法がきかないので、できるといえる方法を発明したのが仇となった。皮肉なものだとつくづく思うのであった。
コメント (4)
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