味スタ a-nation for Life（2011）から学ぶ（3）

写真は、東京・味の素スタジアム（味スタ）です。

4番目に登場のAKB48の出番が終わりました。
観客の8割以上が立ち上がり、大盛り上がりでしたよ。

私の席の周りの観客も、興奮冷めやらず。
着席しながら話し合っていることが聞こえてきます。

「初めて観た」
「誰が誰だか、よくわからなかった」

他にもあったと思いますが・・・。
観客の話は、否定的な話が多かったような気がしました★
あれ？　あんなに立ち上がって盛り上がっていたのに？

つまり、多くの観客は「好き」「曲がいい」「ファン」・・・。
そんな理由で、立ち上がって観戦しているわけではないのです。
盛り上がっているわけではないのです。

理由は、おそらく「知っているから」です。

『不景気でも儲かり続けている店がしていること』米満和彦〔よねみつ・かずひこ〕（同文舘出版）を読みました。

仕事についての書籍ですが・・・。
ここにも、以下のように書いてあります。

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その人がすばらしい人間かどうか、ではありません。
「知っている人」が「信頼できる人」なのです。
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AKB48で、観客の多くが立ち上がったことは・・・。
自分の趣味・嗜好、意思からではないのです。
世間の趣味・嗜好、意思に従っているという感じがしました。

「知っているから」は・・・。
人の心を動かすことのできる、最も力強い動機のひとつ。
私は、そんなことを改めて学んだ気がしましたね。

だから、仕事で成功する、最も大きい秘訣のひとつは・・・。
「みんなに知られること」ですね。

知られてさえいれば、実際の中身を知らなくても・・・。
AKB48のように注目してくれますからね。
ブランド力や、ファンの多さ、広告宣伝などが大切です。

私の仕事も、まずは知ってもらわないとなあ・・・。
そんなことを、改めて感じたAKB48の登場でした。

ちなみに、110828、私にとっての最大のサプライズは・・・。
毎年トリだった浜崎あゆみが、トリを外れたことでした。
2011年のトリは、女性に絶大な人気の東方神起でした。

盛者必衰、諸行無常・・・。
今現在人気があっても、数年後同じとは限らないでしょう。
それは、浜崎あゆみを見てもわかるし、AKB48も同じ。

2012年のa-nationでは、何があり、何を感じるでしょうか。

↑写真は、味スタです。

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