◆◇◆『勉強のススメ』石井貴士(いしい・たかし)著(サンマーク出版)より◆◇◆
あなたは、自分が考えているとおりの人間になることができる!
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
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②何が自分を作り上げてきたのか
「どうしてあなたは成功したのですか? 教えてください!」。
成功者はこう聞かれたときに、「私の子供のころは……」と幼少期からさかのぼって話をします。
それを聞いている人のたいていの反応は、「子供のころの話はどうでもいいから、なぜ成功したのか、今起きている成功について教えてくれ!」といいます。
ここで、成功する人としない人の、決定的な反応の違いが出てくるのです。
成功とは、子供のころからの積み重ねや、小さいころからのモノの考え方の集大成として、ある日突然、やってくるものなのです。
成功する方法を教えてくれといわれて、幼少期の自分の過ごし方を話すのは成功者にとっては当然です。
何が自分を作り上げてきたのか? が成功の基盤だからです。
ある日突然成功した! というのは、十年、二十年と下積みや不遇の時代があって、そしてある日突然成功するのです。
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結果ばかり見ないで、その過程こそ重要視することですね。
成功したのは、理由があるはずなのです。
単純に考えると、2段階になるでしょうか。
1つ目は、準備がうまくいったから。
2つ目は、チャンスをうまくつかんだから。
勉強についてはどうでしょうか。
中学3年生になると、高校の志望校を決めますよね。
そこでよくあるのが・・・。
自分の実力以上の志望校を設定してしまうことです。
● 学校の調査書
● 学校の実力テスト
● 北辰テスト
● 入試の過去問を解いた点数
・・・どれを見ても難しいと。
でも、子どもは言うわけです。
「だって、行きたいから」と。
私は、こんなことを言う可能性があります。
「だったら、普段やっている勉強を、もっとしっかりやっておくべきだった。普段できていないのに、最後だけうまくいくことはないと思うよ」
・・・まあ、子どもの状況にもよりますが。
中3になったら・・・。
今の実力以上の魅力のある高校が見えてくると思います。
そのときに助けになるのは、普段の勉強です。
それなしで、最後だけ成功するというのは虫のいい話です。
学生さんの使命は、最後の入試を成功させることではありません。
最大の使命は・・・。
普段の勉強を最大限しっかりやって、身に付けていくことです。
過程や準備こそが、成功の秘訣です☆
「成功の秘訣は、何よりもまず、準備すること」
(ヘンリー・フォード Henry Ford アメリカの実業家、自動車会社フォード・モーターの創設者)
・・・次回へ続く。
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