110525、「2011年度 埼玉県 公立入試分析セミナー」に出席しました。
私が最も勉強になったのは、「平成24年度入試」についてでした。
以下、できる限り紹介していきますね。
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● なぜ、「前期・後期」がなくなって、1回入試に?
理由は、大きく考えて2つある。
①前期で合格させるべき力のある子どもも、不合格になる場合がある
②後期をセーフティネットにするつもりが、全くそうなっていない
● 高校入試の日程について
全国の標準だと、3月10日くらいになる。
遅い場合、3月15日のところもあり。
卒業式のあとに、高校入試がある場合もあり。
埼玉県は、3月2日となっているが・・・。
将来的には、3月10日頃にしたいのかもしれない。
● 学力検査の内容について
知識の活用的な問題を出題したがる傾向がある。
それが前面に出ると、出題レベルが上がることになる。
本当は、上位校はA問題、下位校はB問題など分けたいのではないか?
● 高校入試の評価について
選ぶ側、高校側の透明性がない。
ない部分は、選び方、得点の付け方、高校別の合格得点など。
それらを公開してほしいという意見がある。
● 中学校の進路指導について
最近は、学校の先生で北辰テストの結果を見る先生がいる。
中学校の進路指導は、学力(実力)テストをもとにする。
中学校の9割くらいは、何かしらの学力テストをしている。
ただ、埼玉県で内容・レベルが統一されていないのは精度が低い。
埼玉県で統一された偏差値があるといいという意見も出ている。
● 平成24年度 埼玉県 公立高校入試について
24年度は、1回勝負なので、上位校の倍率が下がるか?
志望校を慎重に決めるため。
ただ、東日本大震災もあり、経済的な部分で問題がある。
公立重視になるかもしれない。
結局は、今までとそう変わらない。
学力中位校には、学力上位校から子どもが流れてくると思う。
倍率はどうなるか?
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話の内容は、以上です。
次回ラストは、それぞれの話の考察です☆
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