◆◇◆『わが子の「やる気スイッチ」はいつ入る?』菅野純(かんの・じゅん)著(主婦の友社)より◆◇◆
この本で、親も子もやる気を出しましょう!
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
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②「人っていいな」の実感が、他者への信頼度を育てる
さて、子どもはいつどんなときに<人のよさ>を体験するのでしょうか。
それは、生まれてから今日に至るまでの、日常のすべての場面と言えるかもしれません。
泣いたらお母さんがおむつを替えてくれた、お父さんに高い高いしてもらった、おじいちゃんとコマ回しをした、おばあちゃんがセーターを編んでくれた、幼稚園の先生にほめてもらった……。
そんな「うれしいな」「温かいな」と思える体験が、すべて<人間のよさ>体験なのです。
特別意識してやっていることではないため、子どもによって「体験」の総量が大きく違うこともよくあることです。
<人間のよさ>を日々実感して育った子は、人を信じる力がついていますから、見知らぬ他人からの投げかけにも、素直に応じることができます。
自然とにじみ出るかわいらしさや子どもらしさがあるため、周囲の人にかわいがられます。
その結果、ますます<人間のよさ>体験は増えていき、いい人間関係の中で育つことができるのです。
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「人のよさ」体験は・・・。
よさそうな人とのコミュニケーションで増えると思います。
もしかすると子どもは・・・。
家と学校だけでは、怒られることが多いと感じるかもしれません★
それならば、「人のよさ」体験ができそうな場所に出向くことですね。
おじいちゃん・おばあちゃんと交流すると・・・。
自分をかわいがってくれる、認めてくれる量が多そうですね。
習い事をして成果を出せば・・・。
コーチや仲間から、認めてもらえる量が増えるでしょう。
塾での勉強についても、成果を出せば・・・。
先生との、よい関係が増えるはずですよ。
勉強は原則、やった分だけ自分が伸びる可能性が高いですからね。
学校へ行っている、塾へ行っているのに・・・。
勉強ができるようにならない。
そして、先生に怒られているとします★
それは、以下の3つの理由が考えられます。
● 自分では勉強(宿題など)をしていない(足りない)
● レベルが合っていない
● 勉強のやり方が間違っている
まず、この3点を考え直してみてくださいね。
色々な場所で認められて「人のよさ」体験をすると・・・。
ますます「やる気」が出そうですね♪
ただし、そこにいるだけで「人のよさ」体験ができるとは限りません。
挨拶をする、ルールを守る、人を思いやる・・・。
自分から働きかけないと・・・。
「人のよさ」体験にたどり着かないこともあるでしょうね★
・・・次回に続く。
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