ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『カンブリア宮殿』 立体パズルから学ぶ(3)

2011-06-18 | 勉強コラム

Cimg3274

写真は、立体パズルの「Easy Cube(イージー・キューブ)」です。

とにかく課題を組んでいって、できなければ組みなおす。
パズルは、基本的にそんな感じかと思います。
アタマよりは、「行動」を鍛えるような気がしていました。

でも、たまに図形的想像力の強い子どももいるので驚きます☆

その子どもは、塾生のSさんです。
まだSさんが「Easy Cube」を触ったことがない頃だと思います。
なぜか、ジーッとケースに入った状態の「Easy Cube」を見ています。

Sさん「これやってみていいですか?」
「ドンドンやってみて」
Sさん「たぶん、立方体が組み立てられる」
「(?)・・・まあ、できなければ組み直せばいいから」
Sさん「(カチャカチャ)・・・できた!」
「ええ~、速っ★」

今まで私が見た中では、最速で組み立てられたと思います。

ピースがケースに入ったままのバラバラの状態で・・・。
課題の立方体を組み立てられる想像ができるようです。
こんなことは滅多にないですよね、私もできません★

Sさんは、算数もできるし、勉強全般もできますね。
本もよく読むということです。
本に出てくるシーンなども、想像できるのだと思います。

それが、図形的想像力にもつながるのでしょうか。

そして、Sさんは「Easy Cube」の立体を次々と完成させていき・・・。
おそらく一番難しい、Level Finalの「Q48」までも完成です♪
「Easy Cube」は、「Q48」がラストの課題ですよ。

Cimg3431

↑Level Finalの「Q48」完成記念に、写真を撮りました。

Cimg3432

↑見るからに難しい・・・。解答数は1通りしかありません★

高濱先生の話にもありましたが・・・。
実際に「できる」というのは、とても快感がありますよね。

それを知っているので・・・。
できる子どもは、より行動してできるようになる。

そして、一段上のことができると楽しい。
さらに一段上のことにチャレンジしていく・・・。
パズルと似ていますが★

こんな動きで、できる子どもは・・・。
ずっと、できる位置にいるのかなあと思っています。

ずっと、できる位置にいるための秘訣はあるのでしょうか?

私が思うだけのことですが・・・。
幼少期から小3くらいまでは、生活習慣とよい経験。
幼少期は、絵本を読み聞かせたり、親子の会話をよくしたり。

それを土台にした上で・・・。
小4か小5からは、本を読む、計算だけでない算数を勉強する。
もちろん、よい経験をすることは続けます。

理想もありますが、「できる子ども」は、こんな感じかなと。
本人の資質、周囲のオトナの対応も大きいと思います。

最後は、立体パズルと関係なくなりました★

立体パズルで鍛えるのは、普通ならあきらめない「行動力」。
でも、本当は「想像力」の部分なのかなあと思いました。
私も「想像力」の部分を意識して、パズルを組んでみようかな☆

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コメント
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