◆◇◆『「朝30分」を続けなさい!』古市幸雄〔ふるいちゆきお〕(アスコム)より◆◇◆
当たり前のことを、毎日コツコツ続けたから成功する!
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
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③やる気がないなら、やらなければいい!
想像してください。
ここに倒れている人が二人います。
一人は立ち上がろうと必死に努力している。
もう一人は立ち上がる気力がまったくない。
立ち上がる努力をしている人に手を貸せば、その人は助けを借りながら立ち上がることができるでしょう。
助けるほうも助け甲斐があります。
ところが、立ち上がる気のない人に、手を貸しても無駄です。
本人が立ち上がる気がないのだから。
同じように勉強する気のない人、勉強する決意のない人に、「勉強しようよ」とアドバイスしても無駄です。
本人が聞く耳を持たないのですから。
やる気がないのですから、ほっとけばいい。
五体満足な体と精神がありながら、自ら進んで浮浪者生活を続けている人に、「元の生活に戻ろうよ」といくら説得しても、ほとんど無駄なのと同じことです。
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「やる気がないなら、やらなければいい!」
う~ん、塾では子どもになかなか言えない過激な言葉ですよね★
なぜなら、その「ないやる気」をつくるのが塾の仕事ですからね。
やる気は待っていても出てきません。
子どもが基本的にはスキではない勉強なら、なおさらですよね。
スキなゲームや部活(クラブチーム)なら、やる気満々でしょうが★
実は、やる気は「できるようになる」と出てきます。
勉強については、「やる気がないからできない」のではありません。
「できないからやる気がない」ということが当てはまると思います。
だから塾の役割は、子どものできることを増やすことですね。
そうすると子どもは・・・。
「やればできるし、少し面白くなってきた」
・・・とやる気が出ることになります♪
ある程度できている、やる気のある子どもはどうしましょうか?
その子どもの実力の、少し上の課題を与えるとよいと思います。
それが解ける、できるようになれば、さらにやる気が出ます♪
そして、少しずつ実力が上がってきますよね。
勉強のやる気は、原則「できる」ことが先ですよ☆
・・・次回へ続く。