◆◇◆『「朝30分」を続けなさい!』古市幸雄〔ふるいちゆきお〕(アスコム)より◆◇◆
当たり前のことを、毎日コツコツ続けたから成功する!
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
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②勉強の質を上げれば量はいらないの?
もし、あなたが基本的な勉強ができていない状態ならば、質のことは忘れて、とにかくインプット量を増やすしか方法はありません。
勉強や仕事などの質というのは、大量に量をこなした人にだけ適用できるのです。
絶対量が圧倒的に少ない人には適用できません。
例えば、バットの素振りがまともにできない野球の初心者が、効率よくボールを打つ方法って何ですか?
存在するはずがない。
まず、何回も素振りをすることが先決です。
それでも、量よりも質を重視したけえれば、お好きにどうぞ。
絶対に失敗しますから。
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野球で、ヒットやホームランを打ちたい場合についてです。
バッティング・フォームを整えること。
そして、素振りを何百回となく毎日繰り返すこと。
それが、ヒットやホームランを生み出す原動力になることがあるでしょう。
しかし、小中高の勉強では、それが当てはまらないことがあります。
注意が必要ですよ。
『12歳までに「絶対学力」を育てる学習法』(草思社 糸山泰造・著)に、算数についてこんなことが書いてあります。
「もっとも危険なカン違い学習である『徹底反復』『高速単純計算』『大量暗記』」
計算は、練習すればある程度誰でもできるようになります。
ただし、それだけを繰り返すことで、「考えない脳」がつくられるとのことです。
特に小学生は気をつけてくださいね。
それでは、考える力をつけるのはどうすればよいのか?
この『12歳までに「絶対学力」を育てる学習法』には、こうあります。
「小学生で大切なのは、知識量やスピードではなく、『多様な思考回路』」
必要なものは・・。
● 試行錯誤すること
● 工夫すること
● 絵図を考えること
● 既存の知識を組み合わせること
・・・これらが必要のようですね。
そして最終的には、「多様な(新しい)思考回路」をつくることですよ☆
・・・次回へ続く。