ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

中3理社 北辰テスト対策講座(第8回)

2009-01-12 | 本日の授業

Cimg1590

写真は、090110、北辰テスト対策講座の授業です。

ついに中3北辰テスト最終回、第8回の前日です。
090111の北辰テストは、やはり受験する公立高校の合否に近いですね。
まあ、まだ弱点を見つけて、そこを覚えなおすことは可能ですが。

さて、写真の半分よりも左にある問題は・・・。
「酸化と還元」「化合の割合&計算」「質量保存の法則」などを使います。
なかなか手間のかかる計算問題ですよ★

そして、右にあるのが圧力の問題です。
絵は「ゲタ」が描かれています。
ゲタをはいて歩いているAさんの、地面にはたらく圧力を求めます。

Aさんの体重は50.2kg。
ゲタの重さは、左右合わせて400gです。
あと、問題の文章が11行もあるのですが・・・★

埼玉県の公立高校入試問題でもそうです。
やたらと文章が長い問題が出題されますよね。
それに合わせて作っているような気がします。

高校入試問題の模擬テストとしては、けっこうよい作りです。
ただ北辰テストは、高校入試問題よりも計算問題が複雑です★
そこに特徴があるような気がしますね。

さてこの問題、結局は圧力を求めればよいだけのことです。
見た目、問題文が長くてビビる感じもありますが・・・。
地道に、「面積=㎡」と「力=N(ニュートン)」を出すだけ。

圧力の式は「圧力(Pa)=力(N)/面積(㎡)」ですからね♪

まず面積(㎡)を求めましょう。

「1㎡=10000平方cm」です。
ゲタの1つの歯の底面積が50平方cmですから・・・。
「50平方cm×4つ分=200平方cm」です。

さらに「200平方cm=0.02㎡」ですね。

次に力(N)を求めましょう

「1kg=1000g」です。
1回kgに合わせました、ゲタの重さは400gですから・・・。
「400g=0.4kg」となります。

Aさんの体重と足すと「50.2+0.4=50.6kg」となります。
「50.6kg=50600g」です。

ここでついに「1N=100g」が登場ですね。
「50600g=506N」となります。
ひとつひとつ求めていけば、大丈夫だと思いますよ。

ラストは「圧力(Pa)=506(N)/0.02(㎡)」、公式に代入します。
答えは、「25300 Pa」ですね。
この問題は、最も難易度が高い「D問題」にランクされています。

第8回北辰テストの数字(偏差値)を客観的に受け止める。
それで、受験校を変える(主に下げる?)か。
それはそれで、冷静な判断と言えます。

それとも、ギリギリ可能性あれば、そのままの志望校で突っ走る。
これは、主観的な理想とも言えますよね。
でも、時には少し高めな目標に向って、全力で努力することも必要です。

それでこそ、人は成長しますからね♪

あとは、あなたとご家族の判断です。
自分の人生は、自分で選んだほうがいいでしょう?
モチロン、アビットもできる限りのアドバイスはさせていただきますよ。

客観重視か主観重視か?
それを決めるのは、最終的にはあなた自身です。
今年度は、「Yes, we can!」の精神で走る人が多い気がしています☆

コメント
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