◆◇◆はじめての塾選び、でも本当に塾は必要?(5)◆◇◆
⑤子どもが気に入ればよい?(Ⅰ)
塾によっては、「体験指導(授業)」を行っています。
それは、事前の塾への問合せなどで確認できます。
「体験指導」を行っていれば、ぜひ参加してみましょう。
問合せの電話で、以下のような話になることがあります。
保護者の方が、まず塾へ説明を聞きにくるわけではなさそうです。
「“体験”はありますか? まずそれで子どもが気に入れば・・・」。
そうですね。
とにかく、実際に来てくれるのはお子さんですからね。
最終的には、お子さんがイヤなのに通うことはないと思います。
ただ、その前に保護者の方にやってほしいことがあります。
まず、ご面倒でも、その興味のある教室に出向くとよいと思います。
そして、実際にご自分の目で確かめるのは、次のようなことです。
● 教室の雰囲気はどうか?
● どんな人が実際に対応してくれるのか?
● どんな「勉強のやり方」で伸ばそうとしているのか?
● 子どもに合ったレベルのコースはあるのか?
● どんなカリキュラムで、どんなテキストを使うのか?
もっとありますが、それらをある程度気に入ったら・・・。
そこではじめて、お子さんに「体験指導に行ってみれば?」と。
塾の現場で仕事をしていると、そんな順番が理想だと思っています。
なぜ子ども主導(子どもに丸投げ)だと問題があるのか?
それは、保護者の方の協力が得られないようなイメージがあるからです。
塾側からみた、あくまで“イメージ”ですよ。
・・・次回へ続く。