ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

小中高で「保健室登校」増加中(2)

2008-07-17 | 教室日記

2006年度の「保健室登校」の割合は、以下の通りでした。

● 小学生は1000人当たり2人
中学生は1000人当たり6.6人
高校生は1000人当たり2.8人

なんで高校生は中学生よりも人数が少ないのか?
また、なんで中学生の人数は、これほど多いのか?
「なんで?」を考えて、自分の言葉で話すことが大切ですよね。

新聞記事には、そこまで載っていません。

そして私は授業の前、子どもたちに「なんでだろう?」とたずねます。
考えて話してくれたことは、原則、正解・間違えはありません。
イロイロな意見を出してほしいのですね。

正解の人数(2.8人)に近い答えを言った中3の子どもが・・・。

「高校は自分が選んで通ってるんだから、不満とか勝手が、あんまりない気がする」

・・・なかなか納得の意見ですよね♪

私も同じようなことは思います。
高校が、ものすごくイヤだったら、退学しているかもしれませんよね★
もう義務教育ではないですから・・・。

あと、私からの補足の意見(想像ですが)としては・・・。

「高校生くらいになると、オトナになって落ち着いてくるでしょ。中学生のときのように、変化についていけないことが少なくなるかも。あと、高校って周りの友達の学力も同じくらいだったりで、中学のときほど差を感じることがないから、ストレスにならないかもね~」

まあ、いじめから発生する事件は、高校生も目につきますけどね★

ところで、埼玉県公立高校入試の国語は、毎年作文が出題されます。
よくあるのが、グラフを読み取るパターンの作文です。
グラフの特徴を読み取り、自分の経験や感想を書きます。

平成14年度~平成19年度の国語の入試問題について。
この6年間でも、2回はグラフを読み取る作文が出題されています。
数字の内容を読み取って、自分の意見につなげましょう。

私が、なんでこのような話題を授業中に出すかというと・・・。
最終的には、入試(学校の定期テストも)のことを考えています。
まずは、自分の意見を自分の言葉で言うことですけどね。

さて、中学生での「保健室登校」の多さについて。
080622の新聞に、根拠となるネタが載っていましたよ。
そこに書いてあった「中1ギャップ」とは何か?

・・・次回へ続く。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする