西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

西部劇「ブラボー砦の脱出」 を見た

2023年02月03日 | 西部劇映画

西部劇「ブラボー砦の脱出」 を見た  

  

金曜日は休養日にしているので昼から西部劇DVDを見た……外は寒くてとても外出する気になれない。西部劇パーフェクトコレクションというDVD-boxシリーズがもう20巻以上出されていて1巻に10本収録されているから見ても追いつかない、貯まってしまって見切れない状態が続いている🤣 このシリーズはとても安価で良心的(一作当たり150円)、古い作品をどんどん出してくれるから嬉しい。

「ブラボー砦の脱出」…監督:ジョン・スタージェス 1953年公開 カラー 

なかなかの快作で騎兵隊映画としては大変面白い。往年の名優ウィリアム・ホールデンにとって西部劇の佳作だと思う。相当昔に東京の神田神保町の古本屋さんで買ったパンフレットを載せました……水に浸かってシワがよってヨレヨレ最悪状態の代物だったせいか100円だった。買ってからアイロンかけて丁寧に伸ばして保存……粗末なものだけど情報は豊富で今頃になって活躍😁 初めて見たのは30年近く前で、佐賀県の鳥栖市に2年間住んでいた時があり、駅前にあったレンタルビデオ(トップ右の写真)屋さんで見つけて借りたものだった。DVDになってからは遥かに画像が良くなっている。 

さて、昔のパンフレットによると…… 

・時代は1863年南北戦争中である。 

・凶悪なインディアンから開拓民を護るためにアリゾナの荒野にポツンと置かれた砦の小守備隊のエピソードである。隊長はオウエンス大佐()だが主な活動はローパー大尉(ウイリアム・ホールデン)がしている。 

・アメリカを二分した南北の対立がこのブラボー砦の中でも不穏な空気をかもしだしている(南軍の捕虜が多数砦に囲われており脱走の機会を狙っている状況) 

・外からいつ来るかも知れぬインディアンの襲撃にも脅かされている。 

・この内憂外患とそれに対処するローパー大尉の異常なまでの峻厳な対処との摩擦が全巻を貫くスリルとサスペンスになっている  

・ある日ローパー大尉は部下を率いてパトロール中にインディアンに襲われる駅馬車を救った。それには美しい女性カーラ(エレノア・パーカー)が乗っていた。彼女は隊長オウエンスの娘アリス(ポーリー・バーゲン)の友人で、アリスが砦のビーチャー大尉(リチャード・アンダーソン)との結婚式に出席するために来たのだったが、実は捕虜になっている南軍のマーシュ大尉(ジョン・フォーサイス)の許婚でもあって結婚式のどさくさに紛れて彼らの脱走援助をたくらんでいるのだった・・・しかし、カーラはバラの花を愛するようなローパー大尉の優しい面や真剣なその愛情のうち明けに触れて心中の動揺を禁じえないのだった・・・てな具合に進行していくのですが・・・さあどうなることか・・・  

・インディアンの襲撃も見もので、窪地に逃げ込んで隠れた一行を円形に槍の目印を立てられて、そこを目指して上空に向けて矢の雨を降らせる戦術には驚ろくところです・・・ 

 

この映画はロマンスありアクションあり・・・屋外ロケの雄大な風景が素晴らしく、アメリカ西部の大きさを実感できるのも魅力で様々な要素があって楽しむことができる作品でした。 南軍捕虜たちがギターとハーモニカに合わせてセンチメンタルな歌を歌うシーンが2つあります。クレジット・タイトルを見るとスタン・ジョーンズ作の“Yellow Stripes ” ほかになっています。

エレノア・パーカーという女優さんはなかなかの美人・・・それにウイリアム・ホールデンもずっと後の西部劇「ワイルドバンチ」の時と違ってずっと若いし、渋味があって男らしさに満ち満ちている。 これは絶対にお奨め

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