西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

グレン・フォード西部劇「 シマロン 」

2024年07月06日 | 西部劇映画

グレン・フォード西部劇「 シマロン 」を見た

   

1960(昭和35)年MGM映画製作 監督アンソニー・マン

レンタルで借りて初めて見た。「シマロン」という西部劇はもっと昔の1936年制作盤映画があってそちらの方はDVDで見ていた。でも1960年制作盤 を見るのは初めてで、自称西部劇研究家を名乗っている自分としてはちょっと情けないかぎりだ🤣今から約27年前くらいに佐賀県の鳥栖市に2年間住んだことがあって、鳥栖駅前のレンタルビデオ(VHS)屋さんに置いてあるのを見かけたのが最初でした。その時はビデオ装置を持ってきていなかったので借りて見ることが出来なかった……それ以来私の知る範囲ではどこのレンタル屋さんにも置いてなかったなあ🤣 その時のビデオがどこかにないかネットで探してみましたら載っているところがありました…右の写真がそれです。ジャケットが色褪せ気味で私が見かけた時のそのものという感じです🤣 DVDのジャケット写真もいかにも西部劇て感じでいいなあ🤣

西部劇を長年見ていると、私にとってはランドルフ・スコットジョエル・マクリーとこのグレン・フォードが西部劇 " 似た者三人衆 " に思えてきます。さて、「 シマロン 」なかなか見応えがありました。1960(昭和35)年作ですがカラーの色もきれいでした。

<ストーリー> 

解説によると、アンソニー・マン監督が開拓民の夢と希望を壮大なスケールで描くオクラホマ開拓史劇……と書いてあります。正にその通りになっていてヤンシー・クラヴァット ( グレン・フォード ) という男の生き様を軸にオクラホマ州の成り立ちから発展を遂げていく過程を見せてくれる歴史劇 ( Great Run〜無法者の時代〜インディアン問題〜石油採掘など ) といえそうです。

ヤンシーと妻セイブラ ( マリア・シェル ) が合衆国政府から無料で土地を開放されるというオクラホマに馬車で旅立つところから始まります。早い者勝ちの土地争奪戦に負けたヤンシー夫妻は親代わりだった老夫妻の新聞社の経営を引き継ぎことにします。平和な暮らしを求める妻セイブラと冒険的な生活を望むヤンシーとは次第に気持ちがすれ違っていきます。やがて正義感の強いヤンシーは冒険的な行き方を求めて何度か失踪……そして年月が過ぎ……オクラホマは発展していき妻のセイブラが守る新聞社も立派になっていきます。そしてある日セイブラは失踪していた夫ヤンシーの……といったストーリー🤣 オクラホマの自然など色々と出てきます。

✴︎オクラホマ州は"Soones State(早い者勝ちの州)"という別名を持っています。最後の写真は無法者の一人として出て来るヴィック・モロー( 日本ではかつてテレビ戦争映画 ” コンバット ” のサンダース軍曹役で有名でした)。そして映画雑誌の宣伝切り抜きから 

*なお、オリジナルの1932年版「シマロン」は1932年度のアカデミー賞を受賞しています 

*4/22の記事なのでしばらくしたらまた元に戻します 

 

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2 コメント

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大作西部劇 (ママデューク)
2024-07-08 21:28:11
アンソニー・マンは、この作品より大作を手掛けるようになりますが結果はあまり芳しくありませんでしたね。
原作はエドナ・ファーバー。アメリカの歴史を描いております。「ジャイアンツ」もそうでしたが、この人どうも石油がお嫌いのようです。オクラホマの油田で先住民が裕福になりますが、この裏話を描いた映画にスコセッシの「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」なんてのもありました。
女流の作品なのか「ジャイアンツ」のエリザベス・テイラーのように、マリア・シェルの存在に重きが置かれていたように思います。
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Unknown (ハンク秋山)
2024-07-10 13:26:59
ママデュークさまいつもコメント有難うございます♪ 今回も貴重な情報をいただいて参考になります🤣 やっと映画を見る余裕が出来てきて積んどくだけになっていたビデオ、レーザーディスク、DVDと掘り返しながら見ています、記憶の呼び覚ましや新たな発見もあったりして楽しんでいます。過去の未完成〜未発表記事も書き直したりして掲載できるようになりそうです…🤣 今後ともよろしくです😁
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