かつてあった神戸の喫茶店 "カウボーイ“
*2022(令和4)年6月2日の未発表記事です。この(2023=令和5)5月のゴールデンウィークに新たに聴いてみたので載せました……暫くしたらまたもとの位置に戻す予定です
もう随分昔になってしまった……叔母(母の妹)一家が神戸市に住んでいた頃に訪ねて行ったことがある。当時カントリー&ウェスタン誌というカントリー音楽専門誌があって購読していた。その本の中の広告のひとつに神戸の “ カウボーイ ” という喫茶店のことが載っていた……どうやら店主はアメリカ西部やカウボーイ・ソングに造詣の深い人らしく、店内ではギター弾き語りでヨーデルを入れて Cowboy Song を歌っているらしい……という話を耳にしていたのでいつか訪れて行ってみたいと思っていた😁
叔母一家が門司港から神戸に引っ越したので訪問した時にその “ カウボーイ ” を訪ね歩いた……しかし探し当てることができなかった。電話でもあれば場所を聞くことができたんだろうけど、聞くところによると店主は " 開拓時代のアメリカ西部には電話なんてものはなかったんだから店にも置かない!" ……という主義だったらしい🤣 こんな頑迷なこだわりのある店主がいることに興味があって是非行ってみたい処だったのです😁
でもいつの頃からか ” カウボーイ “ の話は聞かなくなった。店には店主自主制作の cowboy song のレコードが売っている……という話も聞いていたのでCowboy Song好きの私は欲しいなとも思い続けていた。
ところが、2020(令和2年)だったかなあ……時々覗いて見ていたヤフオクのレコード欄にそれと思われるレコードが出品されていた、知らなかったけれど今では珍しくなったペラペラのソノシートレコード……ヤフーオークションは時々覗くくらいで買ったことはなかったけれど、昔の思い入れがあって買って聴いてみました😁
何とも珍妙なカウボーイ・ソング集という印象🤣ギター弾き語りと時にアコーディオンを弾かれている……歌がもうすこしゆったり歌ってあればいいのにな……でもこだわりの強い店主(?) であってみれば本物のCowboy Song なんてそんなにスマートなものじゃないんだぜ🤣……みたいなそんな気持ちが伝わってくるようで私的には微笑ましく感じたものです😁 これがその時に店で売っていたものなのかなあ・・・?? 歌の趣向が私と似通っていて思わずニンマリしてしまう……沢山の曲をつめこんであるから各曲さわりだけ…という風🤣しかもゆったり感はなくてセカセカ感が目立つ🤣 申し訳ないけど”下手っぴ“ が感想😁……でもなぜか憎めない可愛らしさがある……それはよくぞCowboy Song を歌ってくれたなぁ…という先輩への意気に感じる気持ちと自分の歌を録音してみたいという気持ちもよくわかるからでした🤣🤣🤣録音状況が載っていて"録音は店で、マイク数一本、音源より約1メートル” と🤣 恐らくカセット録音したものをレコード化したんでしょう😁😁 写真はレコードジャケットの表裏と中に入っている案内冊子。カラーの写真はアクセントに私が勝手に入れたもの。
いろんな人がいらっしゃるものだ……これこそ “ 本物のこだわり“ でしょう……一度お会いして話をしてみたかったな
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