西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

つれづれに ( 弟の旅立ち )

2012年01月09日 | 医療の仕事
 
平成24年1月2日最愛の弟が亡くなった、私より2つ下なのに。
年末まで山梨の大月というところで極寒の中 リニア新幹線のトンネル工事に従事して帰り、お正月を迎えてからのことだった・・・・・体力に自信を持っていた彼が体調の不良を訴えて31日救急車で近くの病院に運ばれ、検査と薬をもらって帰ってから1日しての出来事だった。 突然の弟の死の連絡を受けた時は仕事中だったけれど 動揺する気持ちを抑えながらも心の中で号泣した。 ブルーグラス ミュージックが好きで ごく若い頃からバンジョーを買って暇な時に弾いていた・・・・・若い頃から朝から晩まで働きづくめの仕事が多かったからバンドに属して演奏するようなことはなかったと思う。  東京に出向いて弟の遺品を整理していたら、別れた2人の子供達の沢山の写真等のほか バンジョー、ギター、テンガロンハットに混じって100枚ほどのLPレコードがあった・・・・・なかなか通好みのようなものもあってびっくり。
  
私が ”ブルーグラスの歌手はあまり感情を込めて歌うようなところがないからやっぱりカントリーを聴かなくちゃね ” と言ったことの影響か 何枚かカントリーのLPもあった、ところが私のオールドカントリーに影響されたのか化石みたいなレコードばかりだったのにはすこし苦笑い 。それでも 私の一番の Favorite singer 故ハンク・スノウのLPレコードがあったのは嬉しかった ・・・・・でも彼なりの選び方だったんだろうな。
  

将来 二人して全国の名所旧跡や温泉を巡ってお酒を飲みながらカントリー&ブルーグラス談義に花を咲かせよう-との希望はなくなったけれど、誰れにも看取られることのない死だったけれど いさぎよい最後に ”あっぱれ ”  と告げたい・・・・・いつかまた会おうな!!  from 兄      

( 写真は私達の幼い頃と弟の残したLPから ) 
 
平成27(=2017)年正月を迎えて雪の降る寒い博多、毎年お正月が来ると君のことを思い出すよ・・・・・合掌
コメント (2)
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