西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

つれづれに(平成22年最後の買い物)

2011年01月09日 | つれづれに
年末のレコードセール

ほんのこの前のこと・・・・・博多では年末、年始になると恒例になっている全国各地のレコード屋さんが集まってのレコード、CDほかのセールスがある。一度出かけて以来毎年案内のハガキが送ってくるようになった・・・・昨年末も案内がきたので出かける。カントリー・ミュージック好きにとっては収穫はほとんど無いけれどレコードが好きな人には気になるところでやっぱり行ってしまう。LPレコードはいつもがっかりさせられるので今回はシングル盤だけを見に行った結果が写真の4枚です・・・・・各200円でしめて800円でしたが満足度100%。

(1)大好きなカントリーヨーデルのスリム・ホイットマンが 「 North Wind(北風)」 「モリー・ダーリン」(冬の星座と同じ曲)の組み合わせ
(2)エミルー・ハリスは「テネシー・ワルツ」「 Precious Love 」で LPのジャケットよりもこちらのジャケットの方が好き

(3)ビング・クロスビーのフォスター名歌集4曲 「Swanee River(スワニー河)」「 My Old Kentucky Home(懐かしきケンタッキーの我が家)」「ネルと僕(Nell And I)」「眠れ いとしのアリス(Sweetly She Sleep, Alice Fair)」・・・・・カントリーとは異なるけれどフォスターの曲はブルーグラスなどでも取りあげられるだけにアメリカ民謡に類する原典のひとつでもあります。ビング・クロスビーの丁寧な歌い方がとても合っている感じ

(4)珍しいのは ”ホークショー・ホーキンスを偲んで ” と題したもので彼の追悼盤と思われます。1963(昭和38)年に飛行機事故で亡くなったカントリー歌手 Hawkshaw Hawkins(1921~1963年 ウェスト・バージニア州出身 )のもので 私は初めて見ました。ジャケットの絵が面白い、写真は何らかの事情で載せられなかったのでしょうかね・・・・・カラスみたいな鷹(Hawk)の絵が私でも描けそうでご愛嬌(smile)。 高山宏之さんの名著「ウェスタン音楽入門」(1963=昭和38年刊 音楽之友社)のホークショー・ホーキンスの項目をみると追悼の17センチLPが出されたように書いてあるのですがひょっとしてこの4曲入りコンパクトレコードのことなのかな?? 収録曲は「 Sunny Side Of The Mountain 」「 Ko Ko Mo 」「 A Heap Of Lovin' (愛情がいっぱい)」「 Reboun(恋のはねっ返り)」となっています( B面の2曲はライブからの収録 )・・・・・すこし前の記事に ”大好きなカントリーソング ”としてSunny Side Of The Mountain のことを書いたばかりでしたので今回のレコードとの出会いはまったく奇遇といってもいいくらいで嬉しい思いでした。

この4枚のシングルレコードは多少音が悪くてもジャケットを装飾用に飾るだけでもいいや・・・・くらいの気持ちで買いましたが音もよかったので大満足。今回行ってみて感じたことですが、シングル盤なのに以下の3人 ハンク・ウィリアムスが2800円、マーティ・ロビンスが1200円、ジョニー・ホートンが1800円なんてべらぼうに高い値段がついていました・・・・・新品でもないのにこんなに高い値段で買う人がいるんでしょうか(?) 僕は今の時代 基本的にはレコードはLPにしろシングル盤にしろ1000円を越えるはずはない・・・・と思っています、だから Hank Williams なんかの高値にはびっくりです・・・・間違っていると思うなあ、買った4枚との落差があり過ぎますね・・・・安くていい買い物をしたと思っています
コメント
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